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人工知能(AI)の開発が急速に進んでいます。ロボットや自動運転の実用化が現実のものになり、インターネット上はAI技術の活用が進んでいます。2045年にはAIが全人類の脳を超える「シンギュラリティー(技術的特異点)」が到来します。AIが自律的に行動するようになったとき、どのような法的課題が生じるのでしょうか。
本講座では、自動車メーカー(いすゞ)とIT大手(アップル)で(自動運転でキーになる2つの産業の大手で)法務責任者の経験のある牧野和夫弁護士がAI・ロボット・自動運転・フィンテックの法的実務の課題と対応の方向性について検討します。とりわけ、ビッグデータにともなう法的問題と対応の方向性について検討します。
最新情報として、米国運輸省NHTSA Federal Automated Vehicles Policyの衝撃と読み方についても解説します。さらには、日米の産業界・消費者業界で一体何が起きているのか・起きようとしているのか・企業の経営者や管理者はどのように対応して行ったらよいのかを含めてお話しします。
【講師】
いすゞ自動車課長・審議役、アップルコンピュータ法務部長、Business Software Alliance(BSA)日本代表事務局長、内閣司法制度改革推進本部法曹養成検討会委員、国士舘大学法学部教授、尚美学園大学大学院客員教授、東京理科大学大学院客員教授を歴任。
専門分野は、国際取引法、知的財産権、デジタルコンテンツ、インターネット法、IT法務全般、個人情報保護法など。
著書に「初めての人のための契約書の実務」(中央経済社)「英文契約書の基礎と実務」(DHC)、「やさしくわかる英文契約書」(日本実業出版社)、「英文契約書の基本表現」日本加除出版など70冊を超える。
【セミナー内容】
・人間が道具として補助的に使っている段階はどうか
・シンギュラリティーが近づき、AIやロボットが人間のコントロールを離れたときに、どのような問題が起きるのか
・法的課題の考え方と整理をしてみよう(プライバシー、独禁法も問題に)
・法整備が必要になる主な論点として、法主体(権利・義務の帰属者)や刑事責任の問い方、プライバシー、知的財産の帰属などがある
ビッグデータにともなう法的問題は以下に整理することができる
(1) 法的権利の側面
①知的財産権で保護されるのか?
②無許可利用に対して法的措置を採ることができるか?
③「ビッグデータ」の権利保護について政府はどのように考えているのか?
(2) 法的義務・責任の側面
①個人情報保護法などに違反するのか?
②データのエラーが原因で損害が発生した場合の法的義務・責任は最終的に誰に帰属するのか?
③いわゆる「トロッコ問題」はどのように解決されるのか?
・製造物責任(PL)法による対応と問題点
・保険でカバーできないのか
・現行法でも法人に対する刑事責任は問える
・刑事責任の本質から考えてみるとどうなるか
・正当防衛や緊急避難の要件はなにか
・10人の子供を助ける為に1人の老人を犠牲にして良いのか?
・今回の個人情報保護法の改正で十分か?
・今後どのような仕組みが必要になるのだろうか?
・自然人でない者が創作したものは誰のものか(現行法ではどうなるか?)
・賢くなった人工知能の権利は誰に帰属するか?データ提供者か、人工知能プログラムの権利者か?それ以外の者か?
(ドローン、3Dプリンタ、ロボット、IoT、自動運転車)【受講者に限定配布します】
・2033年には米国の約47%の仕事がコンピュータに取って代わられる
・労働法制の問題
・社会生活における人間の労働の位置付けの見直しが必要か
・ロボット法学会
・情報ネットワーク法学会
・国際企業法務協会の最先端法務研究会
・12/9ロボット事故の責任は誰が負う?新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が模擬裁判を実施して検証した結果は?
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,240円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,040円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【江戸川区】タワーホール船堀
【地下鉄】船堀駅
主催者
キーワード
データマイニング/ビッグデータ AI(人工知能)
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データマイニング/ビッグデータ AI(人工知能)関連セミナー
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