習熟曲線効果からみるコストダウンの着眼点【連載記事紹介】

 

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◆習熟曲線効果からみるコストダウンの着眼点

習熟曲線効果は、ボストン・コンサルティング・グループによって、軍需をはじめ機械工具、自動織機、自動車組立、化学プラントなど多くの製品や産業で分析が進めらました。

 

これらの分析では、製品の累積生産数量(経験量)が、単位あたり労働投入量を規定する重要な要因であると確認されています。そして、ボストン・コンサルティング・グループでは、この習熟曲線が、効力を発揮した要因について、次の項目を掲げています。

     【習熟曲線効果の要因】

      ① 作業者の能率向上      ② 方法改善・作業改善
      ③ 新しい生産工程       ④ 生産設備の性能向上
      ⑤ 活用資源ミックスの変更   ⑥ 製品の標準化
      ⑦ 製品設計          ⑧ 歩留りの向上

 

この連載では習熟曲線効果をもとに、コストダウンの着眼点について考えています。上記の習熟曲線効果の要因8項目は、下図のように、生産システムでのインプットとアウトプットに分けることができます。習熟曲線効果の要因 ①、②、③、④、⑤は、製品を作るためのインプットに対するコストダウンのためのアプローチであり、習熟曲線効果の要因 ⑥、⑦、⑧は、出来上がった製品(アウトプット)からコストダウンを推進するためのアプローチです。

 
            
図. 生産システム
 

習熟曲線効果からみるコストダウンの着眼点を次の連載でものづくりドットコム 登録専門家の間舘 正義氏が詳しく紹介しています。

 

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