品質工学による技術開発 【連載記事紹介】

投稿日

 

好評 連載中の品質工学による技術開発が無料でお読みいただけます!

 

◆品質工学による技術開発

品質工学の代表的手法であるパラメータ設計は、環境温度や劣化などのノイズ因子に対する頑強性、すなわちロバスト性を改善するための最適化手法との認識が一般的ですが、品質工学の本来の狙いは製品設計の前の技術開発段階でロバストネスと性能を両立確保するフロントローディングを実現することにあります。

 

ロバスト性を改善するパラメータ設計は汎用的な手法ですが、ロバスト性と性能を両立確保できるシステムや制御因子を考案することを目的とする技術開発段階では、改善手法としてのパラメータ設計が役立つ場面は多くはありません。技術開発段階では、システムをトータルに評価することを目的として、技術開発のプロセスの中にパラメータ設計を位置付けることが効果的です。技術開発プロセスの中で活用されるパラメータ設計をロバストパラメータ設計と呼ぶことにします。

 

好評 連載中の品質工学による技術開発は、ものづくりドットコム 登録専門家の細川 哲夫氏が長年の実践と検証から構築した連載記事です。下記は、連載からの一部分で、連載中からのサンプルです。

 

【品質工学による技術開発 これまでの注目記事】

 

品質工学による技術開発は引き続き、好評 連載中です!

 

【執筆者紹介】

細川 哲夫さん

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 

◆【特集】 連載記事紹介連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 


「品質工学(タグチメソッド)総合」の他のキーワード解説記事

もっと見る
品質工学(タグチメソッド)とは何か?【入門編】考え方やメリットを解説

タグチメソッドや品質工学という言葉は、技術者なら大抵聞いたことがあるのではないかと思います。しかし、どのようなものなのかよく知らない、自分の業務に役立つも...

タグチメソッドや品質工学という言葉は、技術者なら大抵聞いたことがあるのではないかと思います。しかし、どのようなものなのかよく知らない、自分の業務に役立つも...


QCDの同時達成、品質工学の役割とは

 経済成長は入力エネルギーの効率的な活用で、出力エネルギーを高めることが大切です。すなわち、無駄なエネルギーを排除して成果を出すことが必要です。今までは、...

 経済成長は入力エネルギーの効率的な活用で、出力エネルギーを高めることが大切です。すなわち、無駄なエネルギーを排除して成果を出すことが必要です。今までは、...


ほんまもんの技術者とは (その1)

1.はじめに  今回は、ものづくりCOMでの初めての発言です。皆さまからのご意見を頂ければ幸いです。  私が品質工学の道にはいって約20数年になります...

1.はじめに  今回は、ものづくりCOMでの初めての発言です。皆さまからのご意見を頂ければ幸いです。  私が品質工学の道にはいって約20数年になります...


「品質工学(タグチメソッド)総合」の活用事例

もっと見る
CS-T法を起点とした技術開発プロセスとは、乗用車用エンジンの技術開発事例

▼さらに深く学ぶなら!「品質工学」に関するセミナーはこちら! 機能を起点に形を考案するというプロセスの成功例として,品質工学会でも多くの方々に大きな...

▼さらに深く学ぶなら!「品質工学」に関するセミナーはこちら! 機能を起点に形を考案するというプロセスの成功例として,品質工学会でも多くの方々に大きな...


基本機能の定義と狙い、品質工学の骨格に位置づけられる概念とは

【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「品質工学」に関するセミナーはこちら! 基本機能は品質工学の骨格に位置づけられる概念といっても過言...

【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「品質工学」に関するセミナーはこちら! 基本機能は品質工学の骨格に位置づけられる概念といっても過言...


TRIZを含む科学的アプローチの推進 ~全社的な開発力向上と事業貢献を目指した取り組み

♦開発期間短縮、課題解決力向上などに成果  今回は2019年に創立100周年を迎え、グローバルカンパニーとして世界シェア70%の消化器内視鏡...

♦開発期間短縮、課題解決力向上などに成果  今回は2019年に創立100周年を迎え、グローバルカンパニーとして世界シェア70%の消化器内視鏡...