高合汽車 中国製超高級EV HiPhi X(その2)世界初 電動開閉ドア

 

高合汽車(こうごうきしゃ)から発売されているクルマ HiPhiシリーズをご紹介しています。高合汽車は販売ブランド名で開発元は、2017年11月に設立された華人運通(Human Horizons)です。2021年5月から市販を始めた、HiPhi Xの実車レポート第2弾です。

 

今回は 電動式のドア開閉システムに関するレポートです。世界初の機構です。世界初の機構となる、電動自動開閉式のドアシステムに関するレポートです。ドライバーの顔認証での自動オープンも可能です。

【この連載の前回:高合汽車 中国製超高級EV HiPhi X(その1)外装観察へのリンク】

 

1. アウトサイドハンドルが無い!

写真をご覧ください。ドアパネルの外観がすっきりしてます。実はアウトサイドハンドルがありません。ドアの開閉はどうするのでしょうか?

 

 

実はボタン操作の電動開閉ドアとなってます。外から開けるときは、Bピラー下部にあるボタンを押します。2個ボタンがあり、それぞれ、フロントとリアです。

 

 

2. 顔認識での非接触オープンも!

非接触オープンも可能で、Bピラー部のカメラの顔認識により登録情報と一致した場合は、自動で開きます。

 

3. 世界初の電動開閉 6枚ドア

世界初のNTドア システムです。写真のように6枚のドアが電動開閉するというものです。サイドドアは観音開き、さらに後部ドアの上半分はガルウイングドアで上に開きます。車内外のボタンタッチで電動での開閉が可能です。

 

 

4. 超音波センサーでの安全確認

ドアの下部に超音波センサーが2個付いています。ドアの前に人がいる場合や隣のクルマと近い場合などは、開かない機構となってます。なお、閉じている最中の手の挟み込みなどの場合も安全機構が作動します。

 

 

実は、私もうっかりと閉まるドアとピラーの間に手を差し込んでしまったのですが、ドアは自動で反転動作に変わり、数センチ開いて停止しました。この辺りの機構はパワーウインドウの挟み込み防止機構と同じ考え方です。

 

次回は、高合汽車 中国製超高級EV HiPhi X(その3)内装/パワートレインを解...

説します。

 

◆関連解説記事:トヨタとサムスンの違い 【連載記事紹介】

◆関連解説記事:トヨタ ミライ試乗レポート 次世代エネルギー車とものづくり

※更なる詳細解説は筆者のサイトをご覧ください。https://www.tech-t.jp/

<< 筆者が講師の人気セミナーはこちら >>

  

 

↓ 続きを読むには・・・

新規会員登録


この記事の著者