流れ生産:ジャスト・イン・タイム生産(その88)改革サイクル実践編

 
  

 

第3部 ジャスト・イン・タイム生産:改革サイクル編

ジャスト・イン・タイムを導入するにはどうすればいいのでしょうか?どのように始め、活動を進めていけばいいのか、実例やワークシートの作成方法などを紹介しながら、具体的に説明します。

 

【この連載の前回:改革サイクル編 流れ生産:ジャスト・イン・タイム生産(その87)へのリンク】

◆ 関連解説『生産マネジメントとは』

 

第2章 改革サイクルは、このように実践する

1. レイアウトでイメージし、計画に落とし込んでいく

イメージづくりは森(職場や工場全体)、林(部署や部門)、木(工程)の順に行なう

 

(3)「林」一部門の現状と未来図を描く

次に「林」を書きます。下図は部品組立部門の現状と改革後の姿を、比較できるように1枚のシートに並べて描いたものです。そして 「改革課題ポイント」欄に、会社全体の経営目標から落とし込んだ部品組立部門の目標値を書きます。

 

【Aラインの問題点】

 

【Aラインの改革案】

 

【B・Cラインの問題点】

 

【B・Cラインの改革案】

品供給専門の水すましとする。これにより、作業者はB、Cライン内での作業に専念できる。

 

◇「林」の現状と本来あるべき姿

 

次回は、(4)「木」一工程単位の具体的な計画を作るから、解説します。

 

【出典】古谷誠 著 『会社を強くする ジャスト・イン・タイム生産の実行手順』中経出版発行(筆者のご承諾により連載)

 

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