行動科学、努力の基準とは、目標と行動の再認識

  
【目次】

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    1. 努力の基準

    今の自分ではできないことを成し遂げるために多くの人が努力します。仕事のスキルを身につけたい、ダイエットで痩せたい、英語を話せるようになりたいなど色々な目標のために人は努力します。この時、どの程度の努力が必要なのか、それは現状と目標とのギャップに影響します。ちなみに、このギャップは相対値的でも絶対値的でもかまいません。目標が大きければ大きいほど努力量も大きくなります。

     

    多くの場合、努力は肉体的、精神的、時間的につらく、大変な...

    ことが多いです。しかし、ここで重要なのは、例えあなたにとって大変な努力でも、目標達成のために十分ではない努力は意味がないということです。例えばTOEICの目標が600点と900点では勉強内容や費やす時間も大きく変わります。

     

    もちろん効率の良い努力、効率の悪い努力は存在します。そして、多くの場合、ある日一日だけ頑張ることよりも、毎日継続することの方が重要です。定期的にチェックして日々の努力が目標に対してふさわしいものか判断することが求められます。

     

    2. 目標と行動

    どのような業種の会社でも目標があります。1年、5年、10年などその期間も様々です。そして当然ですが、目標を達成するためには行動が必要です。ただ目標を挙げるだけでは意味がありません。

     

    目標につながる行動を行う結果、目標達成ができます。つまり目標と行動は表裏一体の一つであるということです。表現の仕方が異なるだけです。「目標は期限つきで具体的がよい」とよく言われます。その通りです。例えば一か月の新規受注10件、1年の売上1億円、5年後の店舗数100件などです。では、このような目標を達成するために必要な行動は何でしょうか?1日、1月、1年の時間は限られています。行動にも限度があります。限られた時間の中で目標を達成するために必要な行動を挙げることができますか?

     

    多くの場合、目標を挙げること自体はそれほど難しくありません。難しいのは目標を達成するための行動を列挙できるかどうかです。そこには「目標達成のための行動」または「この行動をすれば必ず目標達成につながる」という意識が必要です。そして、この行動はぼんやりしたイメージではなく、明確な行動として列挙する必要があります。この行動は細分化するほど行動の難易度が下がり、単なる「行動」になります。そしてこれを時間的に並べたものがスケジュール表になります。

     

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