コミュニケーション、するべき態度や行為とは

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【目次】

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    1. するべき態度や行為とは

    あの人と同じことはしたくない、と思うことはありませんか。威圧的な態度、大きな声で怒鳴り散らす、根拠のない根性論、場当たり的な計画の進行など、真似したくないこと、他の人にしたくない態度や行為というものがあります。このようなことをする人を反面教師として悪いお手本、しない方が良い見本とされています。確かにこのような態度や行為はするべきではありませんが、逆にするべき態度や行為とはどのようなことでしょうか。これはとても難しく状況によって異なるので明確な答えはないかもしれません。しかし、手掛かりがないわけではありません。反面教師と反対に自分がされたことでよかったこと、助かったこと、嬉しかったことを基準にしましょう。しかし、全く同じ状況ではないため、良かれと思ってしたことが残念な結果に終わることもあるでしょう。

     

    しない方が良いこ...

    とは明確にしやすいですが、した方が良いことは常に試行錯誤が行われています。人の成長段階によっても変わります。完全な初心者と、中級者では練習メニューが異なるのと同じです。他社では成果が上がったから自社でも真似しようという考えも安易すぎます。人と向き合う時は周りの誰かではなく必ず目の前の「その人」を基準にします。

     

    2. 過去の経験、それはいつの出来事か

    コミュニケーションや人の教育などは時代とともに良し悪しは変わります。例えば50年前と現在では時代も基準も大きく異なります。50年前当たり前だったことは今では古いやり方になっていることも多いでしょう。そして技術やネットワークなどが進化しているので当時のことをそのまま行うと効率が悪くなっているでしょう。また当時は普通だったことが今ではパワハラやモラハラとなっていることもあります。

     

    教える人は年上の人、年配の人がほとんどです。年下の人から新しいことを教わることはほとんどありません。人は年を取るほど自分の過去の実績や経験に固執しやすくなります。また人と他人が違う人であることを認識できない人もいます。その結果「私の過去に経験したことをそのまま教えればよい、やらせればよい」という考えになります。ここに時代のずれがあります。まず、この過去の経験がいつの出来事であったのか、ということです。

     

    過去の経験はその時はよかったことでも、現在ではもっと良い方法や新しい発見が起きていることが考えられます。内容自体に不変の原理や法則はありますが、教え方などは常に新しく変化します。例えば、昔はスマホやタブレットがありませんでした。しかし今ではスマホの動画解説などは当たり前のように行われています。わざわざ非効率的なことをする必要はありません。ここで「あまり楽をすると練習にならない」と思うかもしれませんが、成長するためにはどんな分野でも基礎の反復を行います。それはもちろん行います。全てに楽をせず、メリハリをつけるのが必要です。

     

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