外観品質を保証するための「精度向上に向けた外観目視検査の上手な進め方と具体的実施手順」~バラツキ低減・精度向上のための基礎講座~

33,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※事前の振込み。 振込先は、申込後にご連絡します。

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開催日 13:00 ~ 17:30 
締めきりました
主催者 KPIマネジメント株式会社
キーワード 官能検査   人財教育・育成
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

海外工場で外観検査を実施するときに注意すべきポイントも解説!

検査の基準設定、限度見本、検査環境、検査員の育成・教育、検査精度維持の定期認定
検査精度アップ、すり抜け防止について事例を交えて解説する特別セミナー!


自社工場の外観品質をもっと高めたい、仕入先の外観品質不良を減らすために
外観検査指導をしたいとお考えの方のためのセミナーです。

外観検査の考え方、検査環境に対する取組み、具体的な実施手順、精度アップ事例などをお話しします。
また、海外工場で外観検査を実施するときのポイントも解説します。

自社工場や外注先外観検査の見直しや指導に課題をお持ちの企業・ご担当者の
ご参加をお待ちしています。

■ライブ配信受講 日時:2020年8月27日(木) 13:00~17:30
■アーカイブ受講 日時:2020年9月3日~30日まで、ご都合のよいときに受講できます

セミナー講師

KPIマネジメント株式会社 代表取締役 根本隆吉 氏

電機系メーカーにおいて、技術部門、資材部門を経て香港・中国に駐在。
現地では、購入部材の品質管理責任者として、仕入先の部材の品質管理、品質改善指導に奔走。
延べ100社におよぶ中国工場の改善指導を実践してきた。
現在は、国内中小製造業の経営革新支援及び日系中国工場の品質管理体制構築、品質改善指導を実践中。
外観目視検査:通信教育講座担当講師(テキスト執筆、添削)
東京商工会議所・中小企業国際展開アドバイザー
東京都・千葉県商工会専門エキスパート、GCS認定コーチ
日本生産性本部・経営アカデミー講師、名古屋外国語大学非常勤講師(2012~2016年)

セミナー受講料

30,000円 (税込 33,000円)
受講料は、事前のお振込みをお願いしております。
振込先は、お申込後に連絡いたします。

■受講のお申込みは、
 ライブ配信受講:8月26日まで
 アーカイブ受講:9月28日まで
 お申し込み時にライブ配信受講、アーカイブ配信受講をご選択いただきますが、
 お申込み後の変更も可能です

お申し込みの際、備考欄に【ライブ配信受講】【アーカイブ受講】のどちらかをご記入ください。

受講について

■受講に際して
ご使用端末(PC・スマホ・タブレット)で視聴可能か必ず事前にチェックしてください。
以下の「テストサイト」にログインして、そこで流れる映像・音声が確認できれば、
本セミナーも問題なく視聴できます

・テスト視聴サイト(以下のID/パスワードでログイン)
https://deliveru.jp/pretest5/
IDlivetest55  PW livetest55

・推奨環境について
今回の動画配信は、株式会社ファシオ(http://www.vita-facio.jp/)の配信プラットフォーム「Deliveru」を利用しています
推奨環境、ご質問は下記URLをご参照ください

◎推奨環境
https://deliveru.jp/faq/#Q7
◎よくあるご質問
https://deliveru.jp/faq/

■その他
・ご質問は、ライブ配信受講の場合、当日チャットで対応いたします
 アーカイブ配信受講の場合、メールでご質問を受け付けます
・複数の方が視聴される場合は、人数分のお申し込みが必要です
 同一アカウントで複数の方での視聴はお断りしています

受講対象・レベル

  • これから外観検査の実施を計画している企業の担当者の方
  • 製造業で外観検査を実施している企業の担当者の方
  • 外観検査漏れで困っている企業の担当者の方
  • 外観検査精度を向上させたい企業の担当者の方
  • 海外工場で外観検査を実施している企業の担当者の方
  • 生産委託先の外観不良でお困りの企業の方

必要な予備知識

外観品質への要求は時代とともに高まってきており、外観検査は品質保証のための重要なポイントです。
外観品質は、製造工程から作り上げているものですが、最終的には外観検査で保証することになります。外観検査は、可能であれば自動検査機で客観的に行うことが望ましいのですが、実際には技術的な問題や経済的な問題で導入出来ないことも多く、目視による外観検査が数多く行われています。
しかしながら、何の手立てもせずに外観検査を行っている会社も多くあります。

本セミナーでは、外観検査の考え方や実施手順を解説します。

具体的には、基準の設定、それを具現化した限度見本、検査員の能力を最大限に発揮させる検査環境、そして、検査員の育成・教育、検査精度の維持のための定期認定について、わかりやすく解説します。

また、検査精度向上やすり抜け防止の事例及び海外事例も併せて紹介します。
今回、海外工場で外観検査を実施するときのポイントを追加しました。
自社工場や外注先外観検査の見直しや指導方法のヒントとなる情報が盛り込まれています。

習得できる知識

  • 外観検査の基礎知識
  • 外観検査の実施手順の組立て方
  • 検査に適した環境の作り方、最適な休憩時間の取り方
  • 検査員の適性判断の考え方
  • 検査員を育成するための教育と認定方法
  • 検査精度を維持するための定期認定の考え方と方法
  • 海外工場で実施する場合に注意すべきポイント

セミナープログラム

1.品質保証における外観検査の役割
  1)外観検査の役割
  2)外観検査の選択-抜取検査か全数検査か
  3)外観品質の確保には全社的取組みが必要
  4)検査終了時の品質をそのまま顧客へ
  5)目視検査と自動機検査

2.官能検査のあいまいさとその対応
  1)官能検査とは
  2)官能検査の基礎知識
  3)官能検査を機器測定に近づけるための要素

3.外観検査の実施手順と留意点
  1)検査基準の設定と明確化
   ・基準の定量化と定性的基準の問題点
  2)現場で役立つ限度見本の作り方
   ・見本の種類と有効な使い方
   ・限度見本の工夫
  3)バラツキを減らすための検査手順の標準化
   ・検査の動作手順の標準化
   ・検査のスピード
  4)精度を上げる、効率を高める検査環境の作り方
   ・検査環境設定の考え方
   ・効率的に疲労回復させる休憩時間の取り方
  5)バラツキの少ない検査員の選び方と教育・訓練の進め方
   ・検査員の適性とその有無の判断、選び方
   ・判断基準の統一を図る教育の仕方
   ・教育カリキュラム
   ・検査員認定
   ・検査精度の劣化と定期認定及び定期教育
   ・検査員の判定間違いの傾向を見る

4.検査のすり抜け防止、精度を上げる(事例紹介)
  1)検査基準のビジュアル化
  2)心理的要因の排除
  3)検査した品物を再検査できる体制
  4)不良品による刺激を与える
  5)インライン検査
  6)検査と作業を分離する
  7)検査は単純化する
  8)判断区分の追加

5.外観検査の管理システム
  1)必要なルール・システム
  2)検査結果のフィードバック

6.顧客クレーム対処方法

7.海外工場で外観検査を実施するときに注意すべきポイント

■受講者の声
これまでにセミナーを受講された方からいただいたコメントをご紹介します。
スペースの関係上、一部の方のみのご紹介とさせていただきます。

・検査員教育について再考している所だったので、教育のやり方が一番参考になった。
基準をいかに分かり易く現場に示すか、戻ったらさっそく取り掛かろうと思う。 (T.Sさん)

・検査基準の設定は工場監査だけでなく、仕様書の作成にも大きく役立つと考えます。
特に文言の統一など。 (S.Wさん)

・当社でも中国で製作を依頼し、製品検査を実施している。担当検査員の話を聞く限り、セミナーで説明していただいた話と同じであり、海外対応の参考としたい。 (S.Kさん)

・検査基準のバラツキをなくすため、検査方法、手順、検査環境の見直しなど参考になりました。
パート別検査法も今後取り入れていきたいと思います。 (A.Fさん、女性の方です)

・検査のすり抜け防止、精度を上げる項目が参考になった。実例があり、わかりやすかったこと、当社工程にどんな対応策が盛り込めるかイメージしやすかったため。(S.Sさん)

・オフラインにて外観検査を実施するというコメントが印象に残りました。検査環境にて集中力の低下がみられる。まさにその通りだと思います。(T.Nさん)

・他社事例がわかり易かった。眼球運動など理屈がついてくると、とても納得し易いし、実際、現場の方に説明するときに理解を得やすいと思われる。検査体制が会社の姿勢につながるという点は、改めて考えさせられる点。(Y.Kさん、女性の方です)

・検査環境と検査のバラツキについて、中国の現地では非常に環境が悪く改善しないとレベルが上がらないと感じた。現在当社では限度見本のビジュアル化が出来ておらず、現地に任せるのではなく、我々でビジュアル化を行うことがレベルアップが早くなる要素になると感じた。(S.Sさん)

・参考になったのは、官能検査について、その定義から対応事例まで説明いただいたことです。今まで明確に教わっておらず、また今後自社、取引先の現場で改善の指導となるヒントが有った。 (K.Nさん)

・外観検査の役割における再確認
 →漫然と実施している外観目視検査に対する目的意識が理解できた
 外観検査を含めた検査基準のすり合わせの重要性
 →当社に欠けている部分のため、改めて理解すると同時に徹底させる(生産前の協議の重要性)
 外観検査は放置すると、総じて判定レベルが厳しくなる(オーバースペック)
 →検査方法、手順の整備、教育方法の見直しの参考になった
 (T.Yさん)

・検査方法基準の作成が参考になった。不良率の設定や不良内容の決定にばかり気にかけていたので、方法においても「標準化」を行いたいと思いました。また、検査環境も特に意識がなかったので、こちらも一度見直しをしようと思います。 (Y.Tさん、女性の方です)

・バラツキを減らすための検査手順、検査員の認定の仕方が参考になった。(T.Iさん)

・様々な事例をもとに説明いただき理解しやすかったです。今年で入社2年目で部署も開発部門であり、自社の官能検査(外観目視検査)についてわかっていないことも多かったですが、本講座で外観検査の重要性やその手法について学び製品設計や改善、検査手法や規格の設定を行う上でも非常に役立つ内容だと感じました。(S.Iさん)

・外観目視検査だけでなく、通常の検査体制にも適用できる内容だったのが良かった。(T.Tさん)

・わたしは検査員をしており、外観、寸法検査を行っています。海外調達品(中国)では、現地の検査・監査を実施していて、やはりなかなか上手くいかない、思った通りのものが出来ないことが多々あり苦労しています。今回のセミナーを活かしていければと思いました。(T.Iさん)