テラヘルツ波のセンシング・イメージング技術とその応用 ~安全安心・医療医薬・通信~

11,000 円(税込)

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開催日 オンデマンド
収録時間 103分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード 計測工学   通信工学   電子デバイス・部品
開催エリア 全国

テラヘルツ波のセンシング・イメージング技術とその応用~ 安全安心・医療医薬・通信 ~

セミナー講師

尾内 敏彦 氏

Tera-eyes技術研究所 所長/代表・筑波大学 教授

博士(工学)、弁理士、技術士(電気電子部門)

 

専門分野:

光技術、テラヘルツ波技術、光デバイス技術、材料技術、計測制御技術

知的財産、起業家教育

 

略歴:

1988年3月 東京工業大学大学院理工学研究科 修了

1988年4月~2018年3月 キヤノン株式会社 (R&D本部、知財本部)

・光デバイス・システムの研究開発と製品導入

・テラヘルツデバイス・イメージング技術の研究開発

・知的財産人材育成・グループ会社知財支援

2004年10月~2008年3月 理化学研究所チームリーダー(テラヘルツ生体センシング、兼務)

2018年4月~現在 筑波大学 国際産学連携本部 教授(起業家教育)

2019年9月~現在 Tera-eyes 技術研究所 所長/代表(技術・知財コンサルティング、兼業)

 

業績:

国内外学会招待講演:24件

国内特許出願:170件、米国特許出願:95件

受賞:Best Poster Award(The International workshop on terahertz technology 2005)

 

セミナー受講料

11,000円(税込)

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受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はPDFで配布いたします。
  • このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法は申込み完了後にお知らせします。

セミナー趣旨

光と電波の間の電磁波領域であるテラヘルツ波は、紙・プラスティックなどの非極性物質を透過する性質や物質固有の振動スペクトルを非接触で分析できるなど、これまでに見られなかった物質の内部情報を非破壊でイメージ・センシングできるユニークな技術として着目されている。しかし、ここ10年以上実用的な光源・検出器の開発が十分進んでおらず、その結果産業として大きく伸びていない状況である。しかしながら、ラジオ波からX線まで人類に有効に活用されている電磁波のギャップとなっているテラヘルツ光は、システムが高効率化すれば上記ユニークな特徴を活かして、近い将来必ず産業化されるものと考えられている。

本セミナーでは、テラヘルツ波の基礎知識から始まり、センシング・イメージングシステムを組む上での必要知識や光源・検出器について解説する。さらに、テラヘルツ波のシステムの早期導入が期待される安全安心分野、医療医薬分野、通信分野に応用する研究開発事例を紹介し、新規産業に展開するためのキーポイントを述べる。

受講対象・レベル

次世代の技術シーズ調査担当者、新規研究開発テーマ探索・企画担当者、新規光・半導体デバイス研究開発者、新規センシング・イメージング技術研究開発者、テラヘルツ・遠赤外光技術の研究者

セミナープログラム

  1. テラヘルツ波の基本
    1. テラヘルツ波について
    2. テラヘルツ波の特徴
    3. テラヘルツ波の応用可能性
  2. テラヘルツ波イメージングと安全安心応用
    1. イメージング応用
    2. イメージングの方式
    3. 安全安心イメージング事例紹介
  3. テラヘルツ波分光センシングと医療医薬応用
    1. 分光センシング
    2. テラヘルツ時間領域分光法
    3. バイオセンシング
    4. 医薬品製造モニタリング
    5. 医用イメージング
  4. テラヘルツ波の通信応用
    1. 無線通信技術の比較
    2. 通信技術の基本
    3. 6G移動体通信
  5. テラヘルツ光源・検出器デバイス
    1. テラヘルツ光源の比較
    2. 量子カスケードレーザ
    3. 共鳴トンネルダイオード
    4. テラヘルツ検出器の種類
    5. Si-CMOS検出器
    6. ショットキーバリアダイオード検出器
    7. ボロメータ・パイロエレクトリック検出器
  6. まとめと今後の展望