ハラール認証とは 概要理解と取得に向けた一歩目
開催日 | オンデマンド |
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収録時間 | 90分 |
主催者 | 株式会社産業革新研究所 |
キーワード | 食品加工 化粧品・医薬部外品技術 海外事業進出 |
開催エリア | 全国 |
ハラール認証の概要を知り、取得する場合の問題点を理解!
認証の有効期限は1年であり、認証取得後の運用、認証効果を考えることが重要。
セミナー講師
伊藤 健氏
株式会社フードテクニカル・ラボ 代表取締役
技術士(農業部門)
セミナー受講料
11,000円(税込)
※ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!
- 視聴期間は受講開始日より2週間です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はPDFで配布いたします。
- このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法は申込み完了後にお知らせします。
セミナー趣旨
- ハラール認証を取得する前に自社に認証取得は営業上の優位性を持たせることができるのかを考えます。
- 自社にとって認証取得後、国内営業活動に必要か、また、国外営業においても同様で、認証取得上に困難が予測される場合、それを克服できる体制が備わっているのかを確認します。
- 上記2点を理解した上で、認証取得方向に進むことを決定した段階で、使用可能な原材料と自社の品質が合致するのかを確認します。
- 証取得に際して、自社にISO9001など品質保証の認証を所持しているかを考える。所持していない場合、今後の予定としてISOを取得する計画があるかを確認します。
- 認証取得する前にハラール委員会なる組織を設置する必要あり、その委員長は役員就任可能かを確認します。
- ハラール認証は、国内にイスラーム教徒が他アジア諸国に比較して非常に少ない。従い、この部分を理解した上で、国内外における認証取得効果を十分に理解する。一番重要なことは、認証取得後の中長期計画を策定し、会社全体で推進していける体制を先ず作ることが大切です。
受講対象・レベル
- これから認証取得を検討する企業において担当任命された方
- 既に認証取得された企業において認証更新を前に準備される方
- 取引先よりハラール対応を求められた企業担当者の方
セミナープログラム
ハラール認証の基礎と認証制度の特徴を解説し、認証取得・運用のポイント~各認証基準(マレーシア、インドネシア、湾岸7カ国)を比較して説明
- ハラール認証における使用原材料の使用可否初めてハラール認証取得準備される場合、使用できる食材と使用できない食材を知ることが一番必要な知識になります。その使用可否の理由は、基本原則を知らずしては、全く手が出ません。最初は、当該知識の習得が一番必要な技術になります。
- ハラール認証制度の概要当該項目において技術的内容の解説はありません。但し、認証制度が何故発展してきたか、どのように発展してきたかは知る必要があります。欧米でもイスラーム教徒(以後ムスリムという)が存在しますが、何故か、ハラール認証制度というものは発生、発展はありませんでした。アジアのムスリムと欧米在住のムスリムの最大の違いは、教育の差、欧米のムスリムは文字を理解するが、アジアは、貧困の影響で文字を理解しない人が非常に多く、ハラールロゴの有無で判断することがアジアの最大の特徴になります。また、発展過程では、最初は通常食品 ⇒ 健康食品 ⇒ 化粧品 ⇒ 医薬品に変化していきます。最終は、これらの製品を貯蔵(倉庫)、配送(物流)システムにまで及んでいきます。
- 世界のハラール事情ここでは、各国のムスリム人口比率を解説、その比率で認証の必要性が理解できます。現在、認証が活発になっている地域、これからの地域が理解可能となります。現在は、東南アジア地域が活発になっていますが、旧ソビエト連邦に属していた中央アジア諸国もこれからのターゲットになります。その中において、日本には情報が余り入ってきませんが、中国のハラール認証品が中央アジアにおいて非常に多く入り込んでいます。