基礎から学ぶ腐食のメカニズムと防食対策技術【オンデマンド配信】

35,200 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 金属材料   機械材料   建設技術
開催エリア 全国

複雑な腐食現象の理解と防食技術を事例で学ぶ!

腐食調査/防食対策実務に活かすための原理と事例解説

腐食問題には幅広い学問領域による知識が求められ、腐食環境、腐食形態、材料の耐食性などの因子、さらには偶発的なものも考慮する必要があり、一筋縄ではいかない様子。

さまざまな要因が絡み、複雑な「腐食」の一層の理解と適切な防食設計/防食技術・塗料等の製品開発に向けて、腐食形態、材料種と耐食性、具体的な防食工法とその事例を解説。

このセミナーは2021年5月に開催したセミナーの【オンデマンド配信】です。
※お申込み日から14日間ご視聴いただけます。

2021年11月29日(月)まで申込受付中
【収録日:2021年5月27日】※映像時間:3時間58分

セミナー講師

安藤技術士事務所 所長 安藤 克己​ 氏
技術士(機械、金属、総合技術監理)

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

1名 35,200円( E-mail案内登録価格33,440円 )

2名で 49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり24,750円)
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり24,750円で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

受講について

オンデマンド配信の受講方法・視聴環境確認

  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み後すぐに視聴可能です。S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は申込日より営業日で14日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
    (テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
    セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】  ≫ 視聴環境

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可/編集不可)

セミナー趣旨

 金属腐食は身近な問題ですが、材料と環境、設計などの要因が複雑に関連しているため、腐食原因を調べ、適切な対策をとることは容易ではありません。本セミナーでは、腐食の原因調査のために必要な腐食メカニズム、電気化学、金属材料の腐食特性、防食技術の原理と応用などについて、事例を交えて講義し、実務に役立つ、腐食の原因調査から防食対策までを提案できる知識、考え方を学んでいただきます。

習得できる知識

現場の腐食問題に対し、腐食の原因調査から防食対策まで、技術者として指導および提案ができる体系的な知識が習得できます。

セミナープログラム

<POINT>

◎豊富な技術事例:塗装・被覆・電気防食、鋼・コンクリ構造物、腐食診断

○元・新日鉄、同グループの試験分析会社にいた講師。長年の腐食・防食技術開発経験による、現場の腐食問題への対処法を伝授

○腐食の形態、環境、材料別耐食性、防食技術と原理を一挙に解説。
 様々な要因が絡み複雑である「腐食」への理解を深め、適切な防食設計、防食技術・塗料等の開発に向けた知識、考え方を習得

  1.  金属腐食の基礎
    1. 腐食とは
    2. 腐食の電気化学
    3. 腐食に及ぼす要因
    4. 腐食原因の調査方法
    5. 腐食試験方法(ラボ試験、実機試験、暴露試験)
  2. 環境と金属腐食
    1. 大気中
    2. 淡水中
    3. 海水中
    4. 土壌中
    5. 特殊環境
  3. 金属腐食の形態
    1. 湿食、乾食
    2. 全面腐食と局部腐食
    3. 濃淡電池腐食
    4. 異種金属接触腐食
    5. すき間腐食
    6. 孔食
    7. 粒界腐食
    8. 腐食割れ
    9. エロージョン・コロージョン
  4. 金属材料の耐食性
    1. 炭素鋼、低合金鋼、亜鉛めっき鋼
    2. ステンレス鋼、高合金鋼
    3. アルミニウム、アルミ二ウム合金
    4. 銅、銅合金
    5. ニッケル、ニッケル合金
    6. チタン、チタン合金
  5. 防食技術の原理と防食エンジニアリング
    1. 塗装、重防食塗装
    2. 電気防食
    3. 溶射、めっき
    4. 環境制御
    5. 腐食防止設計
    6. 防食エンジニアリング技術事例
      1. 塗装防食工法:陸上重防食、水中施工型被覆、エネルギー配管内面防食、NTACセラミック塗装、管台防食、軽ケレン防食、チタン箔による橋梁塗膜補強、耐候性橋梁補修塗装
      2. 被覆防食工法:FRPカバー・ペトロラタム、チタンカバー・ぺトロラタム、チタンクラッド鋼被覆防食、ポリウレタン被覆
      3. 電気防食工法:流電陽極式、外部電源方式、コンクリート鉄筋中
      4. 鋼構造物補修・補強工法:鋼板溶接、地際補修
      5. コンクリート構造物補修・補強工法:炭素繊維補修補強、水中適用型炭素繊維グリッド補強、コンクリート補修
      6. 腐食調査・診断:RST診断法、ワッペン試験法、飛来塩分試験法
  6. まとめ
  7. 参考文献

□ 質疑応答 □