カーボンリサイクルを目指したCO2分離回収技術の基礎とプロセス評価および最新研究開発動向
開催日 |
13:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 化学反応・プロセス 環境負荷抑制技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます |
CO2排出量削減に向けて重要視されるCO2分離回収技術に焦点を当てて、その技術やシステムの基本的な考え方、国内外での開発状況、そして現状の課題と将来への展望を解説します!
セミナー講師
一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部 主管研究員(副部長) 博士(工学)
酒井 奨 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
地球温暖化対策として、CO2排出量を直接削減する方法のほかに、燃料を燃焼後に発生するCO2(排ガス中のCO2)を分離回収して何か有用なものを製造するCCU技術への関心が高まっています。加えて、菅前首相が所信表明演説(2020年10月)の中で発言されたカーボンリサイクルへの期待や、カーボンニュートラル宣言はとてもインパクトのあるものでした。先般に閣議決定された第6次エネルギー基本計画や、地球温暖化対策の強化が求められたCOP26の成果達成には、こうした考え方が欠かせません。
これらの実現にはCO2分離回収技術やCCU技術などが欠かせません。では現状の技術開発はどこまで進んでいて、何が課題となっているのでしょうか?海外ではCO2を地下に貯留するCCSの導入も進んでいます。
本講座では、こうした一連のCO2排出量削減に向けて、システムの骨幹を成すCO2分離回収技術に焦点を当てて、その技術やシステムの基本的な考え方、国内外での開発状況、そして現状の課題と将来への展望を解説します。
受講対象・レベル
・本テーマに関心のある研究者、技術者のみなさま。
・関連業務に携わって2~3年目の若手研究者、若手技術者、新人のみなさま。
・理工系のバックグラウンドを持つ新規事業開発担当者、企画担当者、リサーチ業務に就かれている方々。
・CO2分離回収技術のほか、カーボンニュートラルやカーボンリサイクルを業務に活かす術を模索している方々。
必要な予備知識
本テーマに興味のある方なら特に予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・CO2分離回収技術の基礎的なメカニズムや、その技術の捉え方、考え方を学べます。
・国内外で開発が進むCO2分離回収技術の現在の開発状況や技術課題を整理することができます。
・日本が目指すカーボンニュートラルやカーボンリサイクルに根差した社会にはCO2分離回収技術の導入が欠かせませんが、その技術の特徴や課題を把握することで、どの場面にどの技術を選択すべきか、判断する材料を見極める事ができます。
・CO2分離回収技術だけでなく、今後のCO2排出量削減目標に対する考え方、有効利用技術(CCU)や貯留技術(CCS)についても少しご説明しますので、CO2に対する視野を広げることができます。
・日本のCO2排出量削減対策において、将来、出来ること、出来そうなこと、難しいことをイメージする事ができます。
セミナープログラム
1. はじめに
1-1. CO2排出量の現状(国内外)
1-2. 日本のエネルギーフロー
1-3. 再生可能エネルギーの導入可能量
1-4. 政府の政策方針の整理(CO2分離回収技術を中心に)
2. CO2分離回収技術
2-1. 技術の位置付け
2-2. 技術の種類と特徴
(1)ポストコンバッション
化学吸収法、固体吸収法、物理吸着法、その他
(2)プレコンバッション
化学吸収法、物理吸収法、膜分離法、固体吸収法、その他
(3)その他
酸素燃焼法、ケミカルルーピング法ほか
2-3. 開発動向
2-4. コスト検証例
3. CO2分離回収技術の活かし方
3-1. CO2の用途
3-2. CO2有効利用技術(CCU)
3-3. CO2の地下貯留(CCS)
3-4. CO2の輸送
3-5. 回収すべきCO2量
3-6. カーボンニュートラルのためのカーボンリサイクル
4. さいごに
本講演のまとめ
【質疑応答】
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