BMI・ブレインテックの夜明け

33,000 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード 人体計測・センシング   UI/UX/ヒューマンインターフェース   UI/UX/ヒューマンインターフェイス
開催エリア 全国

脳とITの融合が生み出す新たなビジネスチャンス

開催日 2021年10月28日(木)

セミナー講師

小林 雅一(こばやし まさかず)氏(株)KDDI総合研究所 リサーチフェロー

セミナー受講料

1名につき 33,000円(税込)同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。

セミナー趣旨

キーボードやマウスの代わりに、脳から念じるだけでスマホやパソコンに文字を入力する。あるいは脳にロボット・アームのようなマシン(機械)を接続して自在に操作したり、外部から脳の状態を測定する特殊な装置で「人の心」を読み取る。こうした技術は「ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)」あるいは「ブレインテック(脳の技術)」等と呼ばれ、著名起業家のイーロン・マスク氏や巨大IT企業のフェイスブック等が近年、この分野に参入して俄かに脚光を浴びている。ブレインテックがカバーする事業領域は、医療やヘルスケア、ゲーム、AR/VR、UI、マーケティング、行動分析など多岐に渡る。潜在的な市場規模は未知数だが、最近、中東の投資会社やグーグル系列のベンチャーキャピタルなどがBMIスタートアップ企業に巨額投資を決めるなど、未来の巨大市場創出を予感させる。他方、フェイスブックなどIT企業が私達の頭の中にまで進出し、その脳内データにアクセスすることは究極のプライバシー侵害として早くも警戒の声が上がっている。南米チリではBMIの規制法案が審議され、世界各国の有識者も早期の規制・ガイドラインの成立を呼びかけるなど、事態は想像を超えるスピードで展開している。巨大なビジネス・ポテンシャルの秘めたブレインテックの全貌を明らかにし、そのプラスとマイナスの両面を考察する。

セミナープログラム

  1. BMI(ブレイン・マシン・インタフェース)とは何か〜脳に半導体チップを埋め込む侵襲型、ウエアラブル端末で外部から脳を測定する非侵襲型・・・
  2. ニューラリンクの動向
    1. 脳にセンサーや半導体チップを埋め込む侵襲型BMIの代表
    2. 身体麻痺の患者らに向けたリハビリ事業から展開
    3. 果てしない進化を続けるAI(人工知能)に人類はBMIで立ち向かう
  3. フェイスブックの動向
    1. 手術を必要としない非侵襲型BMIの代表
    2. 「脳からの文字入力」計画の顛末
  4. その他の有望スタートアップ企業の動向
    1. 切らない手術でBMIを実現する企業
    2. 脳波で操作するゲーム
    3. 睡眠改善
    4. 集中力を計測して業務の生産性を高める
  5. BMIの軍事利用DARPAの研究開発を中心にBMIの軍事応用を紹介
  6. 脳内データと究極のプライバシー〜BMIへの各種懸念と、その規制に向けた動き等を紹介