ライフサイエンス革命: 米国はAIとCRISPRで世界を引き離す
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | 株式会社 新社会システム総合研究所 |
キーワード | バイオ技術 医薬品技術 AI(人工知能) |
開催エリア | 全国 |
米国の医療・ヘルスケアの最前線
〜ノーベル化学賞特集、AI医療、アンチエイジング研究、CRISPR医療〜
開催日:2021年 1月20日(水)
セミナー講師
米国 VentureClef社 代表/アナリスト宮本 和明(みやもとかずあき) 氏
セミナー受講料
価格22,000円(税込)同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降16,500円(税込)
受講について
■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。 2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
セミナー趣旨
AIとCRISPRで米国は医療・ヘルスケアで独走態勢に入った。アミノ酸の配列からタンパク質の3D形状を推定する技法は「タンパク質フォールディング」と呼ばれ、生物学のグランドチャレンジとして、50年にわたり研究が続いてきた。Google/DeepMindは高度なAI「AlphaFold」でこの問題に挑戦し、ついにこれを解くことに成功した。Elon Muskが運営するNeuralinkは、脳にチップを埋め込み、ニューロンのシグナルを読み出すことに成功。これは脳マシンインターフェイスと呼ばれ、脳内にインプラントしたチップと交信する技術。人間は加齢とともに記憶力が落ちるが、チップがこれを補強する。将来的には、チップがAIと交信し、人間のインテリジェンスを飛躍的に高めることができると期待される。2020年ノーベル化学賞はゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」を開発した二人の女性研究者が受賞した。CRISPRでヒトや動物や植物の遺伝子を容易に書き換えることができ、ライフサイエンスに革新的な手法をもたらした。CRISPRでヒトの遺伝子を自在に編集でき、「人類は神の手を得た」とも表現される。これを医療に応用し、ガン治療(CAR T-cell Therapy)や遺伝性貧血(Sickle cell disease)の治療で効果をあげている。また、CRISPRで新型コロナウイルスを検知する研究が進行中。これと並行して、CRISPRで新型コロナウイルスを殺滅する研究が進み、画期的な治療法への道筋がついた。更に、ヒトの受精卵をCRISPRで編集し、他人より優れた能力を持つ赤ちゃん「CRISPR Baby」の研究が進んでいる。この研究は重大な倫理問題を含み、危険性が指摘される中、各国は独自で研究を進め、世界で危機感が広がっている。このセミナーではAIとCRISPRが生み出す米国医療研究の最前線をレポートする。
セミナープログラム
<1>AI医療 1.Google:タンパク質フォールディングでブレークスルー 2.Nvidia:AIとスパコンで新薬を開発 3.Amazon:ウエアラブル「Halo」で健康管理
<2>ニューロサイエンス・アンチエイジング 4.Neuralink:脳にチップをインプラントし老化を抑止 5.One Skin:遺伝子解析とAIで若返る
<3>CRISPR概要 6.ゲノム編集の最新技法 7.合成生物学の世紀が始まる
<4>CRISPR医療8.遺伝子治療の概要9.遺伝子治療ケーススタディ10.遺伝子ドライブで伝染病根絶へ
<5>新型コロナウイルスとの闘い11.ダウドナ教授:CRISPRで新型コロナウイルスを検知12.スタンフォード大学:CRISPRで新型コロナウイルス患者を治療
<6>CRISPR Baby研究13.Genomic Prediction:IQの高い赤ちゃんを産む技術14.世界で進むCRISPR Baby開発
※プログラムは最新状況に応じて変更する場合があります