<一足先に動き出した欧州の規制・技術動向を参考に>医薬品包装技術に求められる今後の環境対応-ケミカルリサイクル技術/certifiedresins/バイオポリマー/新しいPTPシート・軟包装材料/求められる機能性-
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 医薬品技術 高分子・樹脂加工/成形 省資源 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
すでに国内外大手企業は「環境に優しい素材」を用いた
医薬品包装への切り替えが始まっています!
環境配慮素材の使用を求める規制、動きなど一歩先を行く欧州の動きを基に、”今後医薬品包装にどのような事が求められるか”を徹底解説!
セミナー講師
住本 充弘 先生 住本技術士事務所 所長
技術士(経営工学部門)
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
2015年のパンデミック以来、脱石油、SDGs対応が求められ、プラスチック包装材料はグリーン化及びCircular Packaging が求められ、recyclable, certified resinsの包装仕様が前提となってきている。医薬品包装においても例外ではなく、一部の医薬品を除いては回収及び再生再使用が実施され始めた。英国は2022年4月より包装材料に再生材料を30%以上使用する規則が実施され、EU自体も同じ規制の動きがある。PTP及び軟包装材料使用のパウチ類の一次包装及び二次包装において早急な対応が求められている。国内はまだ規制の動きはないが、早晩EUの影響を受ける。動きが活発な海外事情を事例に今後の対応を実学あるいは座学的なセミナー実施で模索する。
習得できる知識
包装材料は、circular economy対応で世界は進んでいる。EUの包装の動き、特にCircular Packagingに関し、
①包材の回収及び再生再利用について
②recyclable
③certified resins
④マスバランス方式
⑤新しいPTP包材
⑥30%再生材料使用
⑦Connected Package
⑧機能性包材の動き
⑨モノマテリアル
⑩蒸着技術のバリア性 を理解し自社の包装開発に役立てられる。
セミナープログラム
はじめに
包装の大きな流れと医薬品包装のトレンド
1. 脱炭素の動き、SDGs/ Circular Economy
1.1 脱炭素社会とは(carbon neutral、炭素中立)
1.2 なぜCircular Economy でCircular Packagingか
1.3 SDGsで医薬品包装がなすべきこととは
1.4 医薬品包装とCircular Economy対応の意味とは
1.5 EUの持続可能な包装に向けた法規制案
・再生材料使用の義務化
・リサイクル性の定義
・拡大生産者責任(EPR)
1.6 欧州と日本の環境対応の相違
2. ケミカルリサイクル技術の現状
2.1 国内外のケミカルリサイクル技術
・廃プラの熱分解、
・ガス化利用
・超臨界利用の状況と課題
2.2 ケミカルリサイクル実施の課題
2.3 日本の宅配容器のケミカルリサイクルの実施事例
2.4 マスバランス方式
2.5 医薬品包装とケミカルリサイクルの課題
2.6 ケミカルリサイクルとcircular packagingの構図
2.7 日本の家庭から排出される医薬品包材の再生再利用のシナリオ考察
3. 家庭からの使用済み医薬品包材、PTP回収の動き
3.1 英国の事例
3.2 フランスの事例
4. 新しいPTPシートと環境対応
4.1 バイオポリマー利用
4.2 Recyclable可能なPTPシート
4.3 紙ベースのPTP
4.4 新しいSPの提案事例
5. 軟包装材料の環境対応
5.1 再生再利用のcertified resins及びマスバランス方式の利用
5.2 Al2O3, SiOx-OPP、MDOHDPEの利用の可能性
5.3 欧州における再生材料の使用事例(食品包装)
5.4 欧州に見る新しいHS技術
5.5 塩素系包材の今後
6. 医薬品小ロット生産への包材対応策、廃棄包材の削減策
6.1 デジタル印刷
6.2 包材の小ロット生産
7. 医薬品包装における機能性
7.1 切れ端の出ない易開封性ピロー包装
7.2 Smart packaging
7.3 Connected Packageの利用
7.4 偽造防止技術
8.Q&A
■講演中のキーワード
PTP、ケミカルリサイクル、再生再使用、マスバランス、recyclable、バリア性