二軸混練押出機の技術の変遷と最新動向およびナノフィラー分散技術まで<Zoomによるオンラインセミナー/会場受講も可>
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 高分子・樹脂加工/成形 機械設計 複合材料・界面技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
混合・混練の基礎から変遷と最新動向から見る
各装置の特徴と最適な装置選定の考え方、
難易度の高いナノフィラーやアロイ分散の
勘所と解析・評価技術まで。
※都合により、日程が変更となりました。(2022年2月24日(木)→ 2022年2月21日(月))
また、ご案内当初予定しておりました会場開催につきましては中止となりました。
オンラインセミナーのみの開催となります(2022/1/25)。
セミナー講師
田中 達也 先生 同志社大学 理工学部 機械理工学科 教授/先端複合材料研究センター センター長
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
配布資料・講師への質問等について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
- 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
セミナー趣旨
本講座では二軸押出機の技術発展の経緯やその詳細を理解し、また樹脂中でのフィラー分散とはどういうものかを知る。フィラーやアロイなどのナノ分散に効果がある伸長流動に関しての最近の技術動向を知ることが出来る。
受講対象・レベル
・二軸混練押出機を使った新規材料開発を検討している方。
・フィラーのナノ分散に取り組んでいるが、難易度が高く困っている方。
・樹脂混練業務に活かすため、混練押出機についての知見を得たいと考えている方。
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
必要な予備知識
樹脂材料に関する基礎知識、特に粘度とはどういうものかを事前に理解しておく必要がある。混練機、押出機の構造などを事前に知っておくと理解が深まる。
習得できる知識
樹脂混練機の変遷、それを理解することによって材料の違いによる最適な混練装置の選択を可能する。数値解析技術の応用例を知ることで、その有益性を理解する。さらに、フィラー分散に関する評価技術を知ることができる。
セミナープログラム
1.混練の概念
1-1.混合・混練の必要性
1-2.混合・混練の概念
1-3.混練の目的
1-4.樹脂混練押出機の分類
1-5.各機種の混練特性
1-6.樹脂の溶融と分解
2.混練機・混練技術の変遷
2-1.バッチ式混練機(基礎実験から研究開発事例まで)
2-1-1.基礎研究によるロータの変遷
2-1-2.噛み合い型混練機の開発
2-1-3.多成分系混練実験
2-2.二軸連続混練機(非噛合い型異方向回転二軸混練機)
2-3.二軸連続混練押出機(噛合い型同方向回転二軸混練機)
2-3-1.装置の変遷とその特長
2-3-2.スクリュセグメント技術(ニーディングディスク)
2-3-3.特殊セグメント技術
3.混練機・混練技術の高機能化
3-1.装置の高性能化(高トルク化を中心に)
3-2.装置の大型化
4.二軸押出機におけるフィラー分散のための流動解析技術
4-1.ポリマー化学反応解析
4-2.ニーディングディスク(キー溝部)の応力解析
4-3.超臨界CO2利用によるナノクレイ分散技術(最適シールリング形状)
5.ナノコンポジットの最近の動向とナノフィラー分散技術
5-1.最近のナノコンポジットの研究動向
5-2.二軸混練押出機によるナノフィラー分散技術
5-3.高速せん断流動を利用した射出成形機によるナノフィラー分散技術
5-4.高圧伸張流動を利用した二軸混練押出機によるナノフィラー分散技術
5-4-1.伸長流動発現の新規セグメント技術
5-4-2.伸張流動によるCNT(CNF)分散技術
5-4-3.伸張流動によるポリマーアロイ分散技術
<質疑応答>
*途中、お昼休みと小休憩を挟みます。