強み技術と顧客価値を結びつけるR&Dテーマ創出
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | 一般社団法人企業研究会 Business Research Institute® 公開セミナー事業グループ |
キーワード | |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町5丁目7番2号 麹町M-SQUARE 2F セミナールーム |
【開催にあたって】
本セミナーでは、イノベーションに挑戦するR&D管理者及び担当者を対象として、株式会社ケミストリーキューブが開発した独自手法をもとに、自社技術の構造的な可視化をベースに、顧客価値を描き出す戦略的R&Dテーマ創出の進め方について、演習を交えながら解説します。
【プログラム】
1.変化するR&Dへの期待とテーマ創出力強化
(1)イノベーションの時代
・ものづくり企業を取り巻く変化
・イノベーションとは「価値の創造と具現化」
(2)変化するR&Dへの期待と現場の悩み
・経営戦略・事業戦略との整合から創発へ
・R&D現場の悩み
(3)テーマの創出力が鍵を握る
・テーマ創出力を高める3つの着眼
・各社の事例
2.「R&Dテーマ創出」実践のフレームワーク
(1)技術をマネジメントすることの難しさ
・技術に対する認識は案外ばらばら
・細分化の罠 ~枝を見えるが森は見えず~
(2)技術をどう捉えるか
・技術の5階層モデル
(3)戦略的R&Dテーマ創出の実践プロセス
・4つの実践モジュールと基本プロセス
・実践のコアツール:iMap
3.自社技術の構造化
(1)価値コンセプトの抽出と検証
・顧客価値の考え方 ~価値は機能ではない~
・顧客価値を考える視点
・価値コンセプトの切り口
・顧客インタビューの実施ポイント
(2)技術の捉え方
・技術の基本フレーム ~技術と技能~
・機能を中心に技術を記述する
・機能⇒目的機能+技術機能
・技術の分類/技術の構造
(3)技術の洗い出しと噛み砕き
・技術の洗い出し ~価値を起点とした技術の展開~
・技術の噛み砕き ~技術を起点とした価値の展開~
・技術の分解 ~IPOLフレーム~
(4)技術の強さ評価
・技術の強さ ⇒ 独自性 × 完成度
・独自性を評価するフレームワーク
・完成度を評価するフレームワーク
4.グループ演習
3~5人のグループにて、仮想事例をよる演習を行います。
【第5項より2日目】
5.価値の革新 ~既存の市場・商品の価値革新~
(1)顧客の困りごとを引き出す
・顧客の課題を考察する3つの眼
・MMT(マクロ・ミクロ・トレンド)分析
(2)攻め方のストーリーを描く
・セグメンテーションとターゲッティング
・顧客マップ ~実践的セグメンテーション~
・ターゲッティングの考え方
(3)ソリューションを構想する
・顧客の「ワオ!」を想像する2つの視点
・ソリューション構想の切り口(4×4マトリクス)
・バリューカタログ ~顧客目線になりきる~
(4)仮説検証サイクルをつくる
・顧客との対話による価値の検証
6.価値の展開 ~新たな市場・商品への価値展開~
7.イノベーション戦略
8.実践事例の紹介
9.グループ演習
※2日間のセミナーです。