【中止】異種材料接着に向けた、金属の表面処理技術と接着性の改善 ~金属側から中心に、接着用表面処理の基本と実例を学ぶ~
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 金属材料 複合材料・界面技術 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
被着材の理想表面と実存表面などの基本から、
種々の表面処理技術とその効果、
表面・界面の分析方法や接着耐久性の向上例まで。
ものづくりにおけるキーポイントである、表面処理最適化のヒントを学びましょう!
セミナー講師
山辺 秀敏 先生 東京理科大学 理工学部 先端化学科 客員教授
セミナー受講料
【オンライン受講:見逃し視聴なし】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンライン受講:見逃し視聴あり】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
ものづくりにおいて金属材料では溶接・ボルト締め・カシメに代わる接合法として接着は広く活用されています。またプラスチックとの複合化においても接着は重要な接合法となっています。しかし多くの場合基材の表面処理が必要で、その最適化は接着によるものづくりのポイントです。本講座ではその基本と実例を学びます。
受講対象・レベル
・接着に関わる材料研究開発・製品開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
・業務に活かすため、接着用表面処理についての知見を得たいと考えている方
・接着工法の適用に取り組んでいるが、接着性能に課題があり困っている方
・その他本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
必要な予備知識
・有機化学の基礎知識。高校卒業レベルの化学の知識があると好ましい。
・しかしこの分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ない。
習得できる知識
・接着用表面処理の基礎知識
・表面処理実務のノウハウ
・難接着金属材料
・プラスチック材料の表面処理方法
など
セミナープログラム
1.接着用表面処理の目的と分類
1.1 洗浄、機械的改質、化学的改質
2.被着材(金属)の理想表面と実存表面、接着界面の考え方
2.1 理想金属表面とは
2.2 実存金属表面とは
2.3 金属接着における影響因子
2.4 金属接着界面の考え方(アルミニウム合金を例として)
2.5 金属接着における表面処理の必要性(熱力学的考察、接着仕事)
2.6 接着界面における水の濃化と接着耐久性
2.7 結合タイプと結合エネルギー(接着界面の安定化)
3.金属の接着用表面処理とその効果
3.1 金属接着表面処理におけるJIS規格
3.2 普通鋼(亜鉛メッキ)の表面処理Ⅰ(リン酸塩処理、塗布型クロメート)
3.3 普通鋼の表面処理Ⅱ(有機薄膜プライマー)
3.4 普通鋼の表面処理Ⅲ(シリコーター火炎処理)
3.5 アルミニウム合金の表面処理(FPL・リン酸・クロム酸陽極酸化処理)
3.6 耐熱合金接着用プライマー・モノマー
3.7 銅箔への接着処理(プライマー)
3.8 ポリイミドフィルムと銅のプロファイルフリー接着技術
3.9 最適接着表面処理検討におけるポイントとヒント
3.10 接着研究における表面・界面分析技術(XPS、AES、FT-IR RAS、staticSIMS(ToF-SIMS))
3.11 接着耐久性の向上例1(ステンレス鋼への硝酸陽極酸化処理)
3.12 接着耐久性の向上例2(ステンレス鋼へのシランカップリング剤処理)
3.13 接着耐久性の向上例3(ステンレス鋼へのポリカルボン酸薄膜処理)
3.14 接着耐久性の向上例4(ステンレス鋼への有機リン酸モノマー薄膜処理)
3.15 接着耐久性の向上例5(ステンレス鋼へのトリアジンチオール電解重合処理)
3.16 フッ素系ポリマーへの接着性改善例の紹介
4.プラスチック類の接着用表面処理
4.1 プラスチック類と金属の表面処理の違い
4.2 各種プラスチック類接着表面処理におけるJIS規格
4.3 プラスチック類接着表面処理における大気圧プラズマの位置づけ
4.4 大気圧プラズマ処理の種類と接着性向上例
4.5 その他の洗浄・改質処理
5.質疑応答
*途中、小休憩を挟みます。