嗅覚センサによるニオイの計測およびその評価と解析方法

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 感性工学   分析・環境化学   機械学習・ディープラーニング
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

におい・嗅覚について基礎からセンシング技術、
においを定量化・可視化する技術まで解説します!! 

セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。

セミナー講師

国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS) グループリーダー 吉川 元起 氏

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
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受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

五感のうち、最もデバイス化が遅れているのが「嗅覚」です。人工嗅覚の実現を難しくしている要因のひとつが、その測定対象である「ニオイ」の複雑さです。「ニオイ」とは、40万種類以上といわれる各成分が、任意の割合で数種から数千種混ざり合って形成されるものであり、さらにこれが時間的にも空間的にも絶えず揺らぎます。この捉えどころの無い「ニオイ」を測り、人間が理解できる情報に変換する嗅覚センサの実現は、最高難度の科学技術課題のひとつといえます。一方で、人間や犬を含む生物の鼻は、この離れ業をいとも簡単にやってのけます。そこで本講演では、まず生物の鼻と人工の鼻(嗅覚センサ)との違いについて紹介し、嗅覚センサを開発するために必要な技術要素を概観します。また、嗅覚センサの実現に向けて、過去40年近く世界中で行われてきた様々な取り組みについて紹介し、これらを踏まえて、これまで我々が行ってきた総合的な研究開発を紹介します。特に、嗅覚センサに要求される要素を網羅した膜型表面応力センサ(MSS)を軸に、最先端のハードウェア(センサ素子+感応膜など)とソフトウェア(機械学習など)について、それぞれの基本的な原理から、それらの要素を統合する研究開発までを解説します。また、嗅覚センサに関する世界最大の産学官連携の取り組みと、その最新情報についても併せて紹介します。

セミナープログラム

1.はじめに
 1-1 嗅覚センサの歴史と現状
 1-2 生物の嗅覚と嗅覚センサの違い
 1-3 嗅覚センサシステムの要素と相互関係および技術課題

2.MSSと周辺技術の研究開発
 2-1 ナノメカニカルセンサについて
 2-2 カンチレバーからMSSに至る経緯の技術的解説
 2-3 MSSの動作原理と各部の役割について
 2-4 感応膜の設計と各種被覆方法の可能性と課題
 2-5 MSSの応用例

3.産学官連携による最先端技術の垂直統合
 3-1 MSSアライアンスについて
 3-2 新・MSSフォーラムのご案内

4.機械学習との融合
 4-1 ニオイの特定指標の定量推定
 4-2 伝達関数比法によるフリーハンド測定

5.別のアプローチ
 5-1 逆転の発想による「固体材料のパターン認識」
 5-2 名刺でもできる質量分析「流体熱力学質量分析」
 5-3 世界最高感度のガス分析の紹介

6.まとめと今後の展望
 6-1 アプリケーションの分類
 6-2 生体ガスによる非侵襲性医療診断の動向と可能性
 6-3 嗅覚センサに関する技術的な考え方
 6-4 将来展望と今後の課題

《質疑応答》

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