<丁寧な解説で分かりやすい> 混合物のGHS分類徹底理解 ~GHSの基礎、JISの動向、ラベル・SDSとの関係、混合物の分類方法~ <会場/オンライン 選択可>
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学技術一般 安全規格 環境規格 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
豊富な具体例としっかりした解説、見やすい充実した資料で
SDS・ラベル作成の基礎となるGHSの分類を
しっかりと理解し実務につなげよう
セミナー講師
宮地 繁樹 先生 株式会社 HatoChemi Japan 代表
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
【会場受講ご選択の方】
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- 録音・録画行為は固くお断り致します。
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場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
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※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
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(開催1週前~前日までには送付致します)。
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(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
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セミナー趣旨
GHSとはGlobally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicalsの略で、化学品の分類基準に加え、ラベルやSDSの内容等を世界的に統一したルー ルです。GHSは、SDSやラベルを作成する時の基礎となるものであると共に、日本及び諸外国の化学品規制を理解する上でもGHSの知識は必須です。
SDS及びラベルに関するJISである、JIS Z7252とJIS Z7253は令和元年5月25日に改正され、その移行期間は今年5月24日迄とされています。このため、今年5月25日以降は、新たなJISに整合したSDS、ラベルが求められることになります。
今回のセミナー では、GHSについて、特に混合物に焦点をあて、GHS分類の方法を説明します。
具体例を豊富に用いて勉強することにより、実務にも対応できる力を身に着けることを目標としています。
習得できる知識
・GHSの基礎知識
・GHSとSDSの関係
・混合物におけるGHS分類の方法
セミナープログラム
1.GHSの概要
この章ではGHSの概要やGHSとSDSやラベルがどのように結びついているかを学びます。
GHSとJISの関係や、JISの動向について説明します
2.GHSのクラス
GHSには大きく分けて、「物理化学的危険性」分野、「健康に対する有害性」分野、そして「環境に対する有害性」分野の三つがあります。そして例えば「健康に対する有害性」の中には、急性毒性や「皮膚刺激性/腐食性」など様々なクラスがあります。この章では、GHSにはどのようなクラスがあるのか見ていきたいと思います。
3.GHS分類情報の入手
GHSについてはNITE分類が有名です。これは公開されています混合物のGHS分類を行うためには、これらの情報を的確に入手する必要があります。この章では、GHS分類情報をどのように入手するのかを説明します。
4.混合物分類の考え方と「つなぎの原則」
混合物を的確にGHS分類するためには、幾つかの基本的な考え方を理解する必要があります。また「つなぎの原則」を理解しておくことが必要です。
この章では、濃度限界を適用して混合物分類を行う前に、先ず知っておかないといけない基本的な考え方について説明します。
5.「健康に対する有害性」のGHS分類
「健康に対する有害性」分野では以下に示すクラスがあります。混合物分類の方法は、加算式を用いる場合や濃度限界を用いる場合等、クラス毎に考え方が異なります。この章では、これらのクラスのGHS分類の方法について、一つずつ、多くの例題を交えながら丁寧に混合物分類の方法を見ていきます。
〇 急性毒性
〇 皮膚腐食性/刺激性
〇 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
〇 感作性(呼吸器、皮膚)
〇 生殖細胞変異原性
〇 発がん性
〇 生殖毒性
〇 特定標的臓器毒性(単回ばく露)
〇 特定標的臓器毒性(反復ばく露)
〇 誤えん有害性
6.「環境に対する有害性」のGHS分類
「環境に対する有害性」分野では以下に示すクラスがあります。これらのクラスについて、一つずつ、混合物分類の方法を説明します。「水生環境有害性」の混合物分類の場合には、加算法を用いる場合と加算式を用いる場合があります。この章では特に「加算法」を用いる場合について重点的に説明します。
〇 水生環境有害性 短期(急性)
〇 水生環境有害性 長期(慢性)
〇 オゾン層への有害性
7.「物理化学的危険性」のGHS分類
「物理化学的危険性」の分野における混合物分類は、原則、試験を実施することが原則であり、加算式や濃度限界を用いる方法は使わない場合が多いです。この章では、特に注意すべき点である「引火性液体」の考え方について説明します。