CFRPにおけるサステナビリティ要求・カーボンニュートラルへの対応と今後

41,800 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
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主催者 株式会社 情報機構
キーワード 炭素系素材   高分子・樹脂材料   LCA
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

軽量・高強度の特性から温室効果ガス削減への貢献が期待される一方、製造時のCO2排出量が懸念されるCFRPについて、サプライチェーン全体における各社・各業界の現状を把握!

水素化に伴う用途展開からLCA評価・リサイクルまで:技術・市場の動向・取り組み等を概観します!

セミナー講師

 平野 康雄 先生   神戸技術オフィス 代表 Ph.D.  

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

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    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
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下記ご確認の上、お申込み下さい

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申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
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    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

セミナー趣旨

  CFRPは自動車、風力発電、航空機、圧力容器分野を中心に市場拡大が進んできた。いずれの分野においてもカーボンニュートラルに向けた世界的な動きの中でサステナビリティへの対応が求められており、CFRPの貢献が期待されていると言える。
  CFRPはその軽量高強度の特性を活かし、自動車、航空機等の輸送用機器の燃費向上に寄与している。また、要求が高まっている温室効果ガス排出量の削減についても軽量化を通した役割が期待されている。
  カーボンニュートラル実現への柱でもある再生可能エネルギー・水素エネルギーの活用においても、CFRPは風力発電機の大型化・性能向上、燃料電池車等に搭載される水素容器等への応用を通して、貢献している。
  一方、CFRPによるサステナビリティ要求への対応においては、CFRPの使用に伴う温室効果ガス排出量の削減についてライフサイクル全体を通した評価が求められるようになってきている。現状、CFRPはその使用によりCO2削減効果が期待できる反面、製造時のCO2排出量が他材料に比べて多く、カーボンニュートラルの面では課題も残されている。また使用後のCFRPはこれまで埋立て処分がなされてきたが、温室効果ガス排出量削減および資源循環の観点からも、リサイクルが更なる市場拡大の課題となっている。
  本セミナーでは、このようなサプライチェーン全体を通じたCFRPによるサステナビリティへの貢献、ライフサイクル評価およびリサイクルへの取り組みなどについて紹介し、CFRPの今後の見通しについて触れる。

受講対象・レベル

・材料開発や製品設計を担当される技術者の方、技術開発企画を担当される方

習得できる知識

・CFRPを取り巻く環境とその変化
・CFRP市場およびサプライチェーンの動向
・CFRPに関する技術開発動向
・CFRPのライフサイクルアセスメント
・CFRPのリサイクル

セミナープログラム

1. CFRPを取り巻く環境
 1.1. カーボンニュートラルの動き
 1.2. CFRP主要需要分野における環境対応
2. CFRPサプライチェーンにおける各社の動向・取り組み状況
   2.1. 炭素繊維メーカー
 2.2. 樹脂メーカー
 2.3. 中間材料メーカー
 2.4. 成形・加工メーカー
3. CFRP主要需要分野の動向
 3.1. 自動車
  a) 自動車を取り巻く環境
  b) 自動車業界におけるカーボンニュートラルへの対応事例
  c) CFRPの採用動向
  d) 開発動向
 3.2. 風力エネルギー
  a) 風力発電機
  b) 開発動向
   3.3. 航空宇宙
  a) 航空機を取り巻く環境
  b) 開発動向
 3.4. 圧力容器
  a) 市場動向
  b) 開発動向
 3.5. 建設・インフラ
 3.6. 海洋・船舶
4. 水素化の動きとCFRPの用途展開
   4.1. 燃料電池車
 4.2. 航空機
 4.3. 船舶
 4.4. 鉄道
5. CFRPのライフサイクルアセスメント(LCA)
   5.1. ライフサイクルアセスメント
 5.2. CFRPの製造に関わるCO2排出量
 5.3. サプライチェーンCO2排出量から見たCFRPの環境負荷
  a) 自動車
  b) 風力発電機
  c) 航空機
  d) 圧力容器
   5.4. LCAから観たCFRPリサイクルの特徴
6. CFRPのリサイクル
   6.1. はじめに
 6.2. リサイクルへの各社取り組み状況
  a) 炭素繊維メーカー
  b) 自動車メーカー
  c) 風力発電機メーカー
  d) 航空機メーカー
 6.3. リサイクル技術・市場の現状
  a) リサイクル技術動向
  b) 使用済み製品からのリサイクル
  c) リサイクル炭素繊維の特徴
  d) リサイクル炭素繊維の用途・市場動向
7. まとめと今後の課題
<質疑応答>