エポキシ樹脂のフィルム化技術と物性制御、高機能化と応用展開
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能) |
エポキシ樹脂の硬化剤、硬化促進剤、分析法、評価法等の
基礎知識から解説!
エポキシ樹脂の持つ耐熱性、接着性、耐薬品性、機械的性質、電気絶縁性、、、
これらの特長を損なわずにフィルム化し、多くの用途展開を目指す!
■エポキシ樹脂の基礎知識
■エポキシ樹脂のフィルム化とその利点
■エポキシフィルムの物性、架橋エポキシフィルム、エポキシ接着フィルム
セミナー講師
溶解技術(株) 代表取締役 博士 (工学) 柴田 勝司 氏
※元日立化成(株)
名古屋大学客員教授(2022/3/31まで)
セミナー受講料
定価:49,500円(オンライン受講価格:39,600円)
<セミナー主催者のメルマガ登録をされる場合>
特別割引価格:
1名:46,970円(オンライン受講価格:37,620円)
2名:49,500円(1名分無料:1名あたり24,750円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき24,750円で追加受講できます。
※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。
※複数割引はお申込者全員のメルマガ登録が必須です。同一法人内(グループ会社でも可)によるお申込みのみ適用いたします。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※セミナーの視聴・資料のダウンロードのため、セミナー主催者の会員登録が必須となります。お申込みと同時に会員登録をさせていただきます。
【セミナー主催者のメルマガ登録】
ものづくりドットコムの無料会員登録に加えて、セミナー主催者でのメルマガ登録を行っていただきますと、特別割引価格でセミナーをご受講いただくことが可能です。
セミナー主催者でのメルマガ登録をご希望されるかどうか、セミナー申込みページにて確認項目がございます。
セミナー主催者の会員詳細はこちら
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
配布資料
- PDFデータ/印刷可
セミナー趣旨
エポキシ樹脂はこれまで主流であった土木建築、接着剤、電気絶縁材などの用途に加えて、自動車用、航空機用などにも用途が広がり、世界での生産量も拡大している。これらの新分野へ展開できる可能性のある技術として、エポキシ樹脂のフィルム化技術について解説する。
現状ではベンゼン環と水酸基を併せ持ち、十分なフィルム形成能を有する高分子は少ない。ベンゼン環によって耐熱性、機械的性質などに優れ、水酸基によって接着性、熱硬化性などが付与できる。フィルム形成後の三次元架橋反応についても詳述する。これに接着性を付与すれば、プリント配線板の基材として利用できるほか、様々な電子材料に利用できると考えられる。また、水酸基を極性の異なる化合物で修飾できれば、耐熱性、耐溶剤性を有する分離膜などにも利用できると考える。また、エポキシ樹脂について豊富な知識をお持ちでない方々にもご理解いただけるように、前半ではエポキシ樹脂の基礎知識として硬化剤、硬化促進剤、分析法、評価法についても説明する。
セミナープログラム
- 緒言
- エポキシ樹脂の定義
- エポキシ樹脂の歴史
- 世界の需要
- 他の樹脂系との比較
- エポキシ樹脂の特徴
- エポキシ樹脂配合の特殊性
- エポキシ樹脂の基礎
- エポキシ樹脂
- 汎用エポキシ樹脂
- 特殊エポキシ樹脂
- 硬化剤
- アミン系
- 酸無水物系
- フェノール系
- ポリチオール系
- 硬化促進剤
- 硬化剤と硬化促進剤の違い
- アミン系
- イミダゾール系
- リン系
- 分析法,評価法
- 赤外分光法 (IR)
- 核磁気共鳴法 (NMR)
- 高速液体クロマトグラフィ (HLC)
- ゲル浸透クロマトグラフィ (GPC)
- 示差走査熱量計 (DSC)
- 粘弾性解析 (VEA)
- エポキシ樹脂
- エポキシ樹脂のフィルム化
- 概要
- エポキシ系フィルムの利点
- 熱硬化性エポキシフィルムの設計
- エポキシ重合体の基本特許
- 二段法による合成
- 溶媒中での二段法による合成
- エポキシ重合体の合成-エポキシ樹脂の選択
- 共重合モノマーの選択
- 溶媒種類
- 触媒種類
- 各種フェノール類
- エポキシフィルムの物性
- 粘度
- 分子量
- 引張試験
- 架橋エポキシフィルム
- 架橋剤-エポキシ樹脂
- 架橋剤-シラン化合物
- 架橋剤-カルボン酸
- 架橋剤-イソシアナート類
- イソシアナートのマスク化
- 引張試験
- 耐熱性
- 耐溶剤性
- エポキシ接着フィルム
- 層間接着フィルム
- プリプレグとの比較
- 架橋剤配合量とTg
- 接着性の付与
- 配合設計概念図
- 接着フィルムの特性
- 概要
- 結言
- 結論
- 今後の課題
□質疑応答□