1日でわかる!化学物質のリスクアセスメント実務
開催日 |
10:00 ~ 15:00 締めきりました |
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主催者 | 日本アイアール |
キーワード | 化学技術一般 安全規格 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【新宿区】日本アイアール(株) 本社会議室 |
交通 | 【地下鉄】四谷三丁目駅・曙橋駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅 |
講師がリアルタイムで貴社のリスクアセスメント実施!
セミナー講師
鈴木 孝 講師 [一代技術士事務所 代表、技術士(化学部門)]
セミナー受講料
39,600円/1名(税込)
定員:会場受講は上限6名(オンライン受講は定員無し)
※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
※鈴木講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。
セミナー趣旨
化学物質の自律的な管理を基本とする仕組みとして、「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」により提案された化学物質規制体系見直しの概要と、今後のリスクアセスメント対応におけるポイントを解説します。
厚生労働省「職場のあんぜんサイト」にて公開しているリスクアセスメント支援ツールのひとつ、「クリエイト-シンプル」の概要と使用方法について紹介するとともに、簡単なデモンストレーションをその場で実施します。
デモンストレーションの事例として、貴社での実例を取り扱うことが可能であれば、当日講師がその場でリスクアセスメントのデータを作成する無料サービス付き。アセスメントの内容を他受講者に開示しても良い場合は講義中に実例としてリスクアセスメントを行いますし、開示できない場合は講義後にお残りいただき、個別にリスクアセスメントを行います(受講お申込時にご希望の旨お申し出ください)。
化学物質による健康被害が問題となった胆管がんの事案など、最近の労働災害の状況を踏まえ、2014年に労働安全衛生法の改正があり化学物質のリスクアセスメントが義務化されました。
本法は施行の2016年6月から経過年数が増えるにつれ、対象化学物質は増すばかりです。
一方、化学物質のリスクアセスメントが必要な対象化学物質を取扱っている事業者は化学業界に限ったことではなく清掃業、卸売業、小売業、飲食店、医療・福祉業など業態の規模に関係なく、かつ裾野が広いのが特徴です。
化学物質のリスクアセスメントと聞くととても難しいものと思われ一歩踏み出せなかったという話しを良く聞きます。しかし現在とても便利なツールも開発されています。
やり方を知る機会がなかっただけではないでしょうか。
本講座では、法改正の契機となった労働災害の事例紹介から始まり、化学物質のリスクアセスメントの進め方を学ぶことができます。
また講座の後半では、実際のツールを使い化学物質のリスクアセスメントの手法を解説するなど、実務上の重要ポイントを網羅的・具体的に解説しますので、実務で明日からすぐに使えるスキルを習得することができます。
化学物質のリスクアセスメントの基礎を学びたい方から実務を行っている方まで、大変おすすめのセミナーです。
受講対象・レベル
- 化学会社に限らず対象化学物質を扱っている方
- 化学物質に関わる技術者、技術チームリーダー、工場長
- 化学物質のリスクアセスメントを担当される方
- 化学物質を扱う新入社員(新入社員教育訓練として)
習得できる知識
- 化学物質のリスクアセスメントの手法を習得することができる
- 化学物質の危険性と健康有害性について理解することができる
- ラベルの読み方、SDSの読み方が学べる
- 現場のさまざまな問題解決手法を活用できるようになる
セミナープログラム
- 改正労働安全衛生法の概要
- 労働安全衛生法とは
- 法改正の概要
- 胆管がんの事案と膀胱がんの事案
- 化学物質の2つの側面 危険性、有害性について
- リスクアセスメント対象の化学物質とは
- 化学物質のリスクアセスメントに必要な基礎知識
- ラベルに表示されている絵表示の意味
- SDSの読み方
- リスクの考え方
- 化学物質のリスク評価の考え方
- 化学物質のリスクアセスメントの進め方
- 化学物質の危険有害性の特定
- 特定された危険性または有害性によるリスクの見積り
- 見積りに基づくリスク低減措置の内容の検討
- リスク低減措置の実施対策
- リスクアセスメント結果の労働者への周知
- 化学物質のリスクアセスメントツールの使い方
- クリエイト-シンプルの使い方
- コントロールバンディングの使い方
- マトリクス法の使い方
- 尺度化した表の使い方
- 個人ばく露濃度計の使い方
- 最新のトピック
- 職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会報告書
- 化学物質のリスクアセスメントの後に行うこと
- ばく露低減の考え方
- 局所排気装置の基本
- 保護具選定の方法
- 管理者の意識、担当者の意識とリスクコミュニケーション
質疑応答
個別リスクアセスメントは15時以降順次実施します。
個別リスクアセスメントをご希望の方は、お申込時に「個別リスクアセスメント要」と明記いただき、当日までに貴社でご利用の化学物質の状況をご整理ください。また当日、オンライン受講の方は当日ご使用のPCに、アセスメントしたい物質のSDSのデータをPDF等電子データで保存してください。会場での参加を希望される方は、SDSをプリントアウトしてお持ち下さい。