【トヨタ出身者が解説】超入門 プラスチックと成形加工 第1部 導入編

8,250 円(税込)

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開催日 オンデマンド
収録時間 70分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード 高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形   機械設計
開催エリア 全国

身の回りの日常品からプラスチック・樹脂製品を 観察してみよう!

(3部構成で、第2部 理論編第3部 トレンド編に続きます。)

トヨタ出身者が解説!初めての方が感覚的に理解して、理論からトレンドまでわかる!

 

樹脂の特徴の理解から、金属からの樹脂化などの設計・技術検討の基礎がわかります。

セミナーを聞きながら、身の回りの成形品を観察することで飛躍的に理解度が高まります。

セミナー講師

【講師名】高原 忠良

【肩書】株式会社Tech-T 代表取締役、 埼玉工業大学 客員教授

セミナー受講料

8,250円(税込)

ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はpdfで配布いたします。
  • セミナー内容についてのお問い合わせは、動画内で紹介されているメールアドレスにお願いいたします。

セミナー趣旨

【トヨタ式現地現物で自ら主体的に学習できる】 トヨタ自動車で実践してきた「現地現物」式のオンデマンドセミナーです。

オンデマンドセミナーの利点を生かし、かつトヨタ式に現物を確認し体験することで理解を深めます。セミナー開始前の準備として、いくつかの日用品を集め、セミナーを聴きながらその現物を自ら確認します。オンデマンドセミナーですから、自分のペースに合わせて適宜動画を一時停止してじっくりと現物確認ができます。  身の回りには多数の樹脂成形品があります。加工が容易、軽い、衛生的など大きなメリットがあります。

第1部では、これら樹脂製品の日用品の観察から、感覚的にどんな樹脂があるか、どのような成形法で加工されているのといった基礎を学習します。プラスチックとその加工法を俯瞰的に理解できますので、原理原則に沿っての最適な活用といった素養が身に付きます。 トヨタ自動車で多数の樹脂部品を開発・製造し、さらにサムスンでエンジニアリングプラスチックの開発に従事した講師ならではの、わかりやすいセミナーです。 

本セミナーは3部構成です。第2部 理論編第3部 トレンド編 と続けて受講することで、理論はもちろん、環境問題などのトレンドも含めた最新情報まで学習できる構成となってます。 

受講対象・レベル

  • 初心者、入門者や、基礎から原理原則で理解し直したい方など
  • 金属から樹脂化を考えている設計者

必要な予備知識

  • なし

習得できる知識

  • 樹脂材料と成形加工法の概要
  • 金属から樹脂に変更する際の検討ポイント
  • プラスチックを取り巻くトレンド情報

セミナープログラム

身の回りの日常品からプラスチック・樹脂製品を 観察してみよう! 1. 観察品【オンデマンド開始前にできるだけ手元に集めましょう】 

1-1. ペットボトルやお菓子の包装など ブロー成形品 

  ・各種ペットボトル  ・お菓子の包装  ・洗剤やシャンプ―の容器  ・液体石鹸容器、ガラス瓶  ・石油ポリタンク  ・レジ袋  ・食品ラップ  ・保冷剤パック  ・ヤクルト容器  ・カルピス容器  ・マヨネーズ容器 

1-2. スプレー缶のキャップや樹脂製書類箱(トレイ)など 射出成形品など 

  ・スプレー缶やペットボトルのキャップ  ・樹脂製書類箱(トレイ)  ・プラスチック定規  ・マウス  ・洗濯バサミ  ・樹脂製衣類ハンガー  ・洗濯かご  ・樹脂製各種バスケット  ・扇風機やサーキュレータ  ・プリンター  ・OA機器  ・食品トレイ  ・カップ麺容器

  ・自動車の各種内装・外装部品  (受講後、テキスト持参で確認に行きましょう) 

1-3. 浴槽や家電などの電子製品、ネイル・マニュキュアなど 熱硬化成形品   (収集は難しいので後ほどの観察主体で)  2. 活用が確認できる樹脂材料以下の樹脂材料の実際の活用状況が確認できます。触感や外観から樹脂の特長が理解できます。 

2-1. 熱可塑樹脂 

  ・ポリスチレン(PS)  ・ポリプロピレン(PP)  ・ポリエチレン(PE)  ・アクリル(PMMA)  ・発泡スチロール  ・ABS  ・ポリ塩化ビニール(PVC)  ・ポリ塩化ビニリデン  ・ポリビニルアルコール(PVA)  ・エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)  ・ポリエチレンテレフタレート(PET) 

2-2. 熱硬化樹脂

  ・エポキシ  ・不飽和ポリエステル  ・メラミン  ・ウレタン  

2-3. 熱可塑樹脂と熱硬化樹脂の本質的な差異とそれぞれの加工法原理 3. 理解できる成形加工法

3-1. 熱可塑成形法 

  ・ブロー成形 (ダイレクト/インフレーション/多層/インジェクション/延伸)   ・射出成形  ・熱プレス成形  ・真空成形  ・押出成形  ・発泡成形 

3-2. 熱硬化成形法

  ・重要な用語  ・形状設計のポイント