ディスプレイ向け光学フィルムの基礎・原理・要求特性と新ディスプレイへの応用展開
開催日 |
13:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)AndTech (&Tech) |
キーワード | 光学技術 高分子・樹脂材料 電子デバイス・部品 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です |
★現在の光学フィルム技術の基礎を把握したうえで、技術動向・アプリケーション展開等について解説し、将来のトレンドを展望!
★今後期待される車載ディスプレイやARなどの用途も含め、量子ドットやマイクロLEDディスプレイなどの新方式も見据えて、光学フィルムの今後の展開・可能性等についても言及!
セミナー講師
(株)FT-Net 取締役副社長 技術士(応用理学部門) 青崎 耕 氏
セミナー受講料
【1名の場合】33,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
セミナー趣旨
ディスプレイ向け光学フィルムは、液晶ディスプレイ(LCD)をはじめとして欠かせない機能を果たしており、全世界で数兆円(年間)という巨大な市場を形成している。 当セミナーでは、現在の光学フィルム技術の基礎を把握したうえで、技術動向・アプリケーション展開等について解説し、将来のトレンドを展望する。 まずは光学フィルムを構成するフォトニクスポリマーの分子構造や光学的機能について解説を行う。講師の専門である「フッ素化学」が果たす役割についても紹介する。 次に、各種光学フィルムの基礎原理・特徴や、技術・市場動向等について触れる。 最後に、今後期待される車載ディスプレイやARなどの用途も含め、量子ドットやマイクロLEDディスプレイなどの新方式も見据えて、光学フィルムの今後の展開・可能性等について言及する。
【講演ポイント】
講演者はディスプレイ向け光学フィルムや部材・材料の開発と事業化に直接に携わった経験があり、講演においては知っておくべき基礎技術、市場動向、今後の動向を分かり易く解説する。
習得できる知識
光学フィルムにおける光学的原理・基礎知識
光学フィルムの市場動向
光学フィルムの今後のトレンド
セミナープログラム
- 光学フィルムを構成するフォトニクスポリマーの概要
- 光学機能とフォトニクスポリマーの分類
- 光学フィルム用フォトニクスポリマーの個別紹介(分子構造、光学特性)
・PMMA
・PC
・PS
・PET
・PVA
・TAC
・COP
・透明PIなど - フッ素系フォトニクスポリマーの活用(役割、付与される機能・特性等)
- ディスプレイ光学フィルムの基礎と市場
- フラットパネルディスプレイ及び光学フィルムの歴史・変遷
- ディスプレイ光学フィルムの種類・機能と市場動向
- ディスプレイ光学フィルムの原理・特徴(個別紹介)
a) 偏光板
・位相差
・直線偏光
・円偏光
・楕円偏光
b) 反射防止フィルム
・光学薄膜による多層コート原理
c) 輝度向上フィルム
d) 複屈折制御フィルム
・複屈折ゼロ
・超複屈折
e) その他のディスプレイ光学フィルム
- 今後のディスプレイに向けた光学フィルムの応用
- ディスプレイに共通する光学フィルムの機能・技術トレンド
・フレキシブル
・指紋付着防止(防汚)
・モスアイ反射防止
・ナノインプリント
・触覚フィードバック技術
・高耐久化など - 各種用途における光学フィルムの応用展開と今後の可能性
~その役割と要求特性、課題等~
a) 車載用ディスプレイ
・大型化
・曲面化
・ヘッドアップディスプレイ
・透明化
・電子ミラーなど
b) 量子ドットシート
・市場動向
・防湿保護機能など
c) 有機ELディスプレイ
・特有の反射防止方式
・発光材料と層形成技術など
d) マイクロLEDディスプレイ
・技術開発動向
・フレキシブル化の可能性など
e) ARディスプレイ、スマートグラス
- ディスプレイに共通する光学フィルムの機能・技術トレンド
【質疑応答】
【キーワード】
1.光学フィルム、フォトニクスポリマー
2.車載ディスプレイ、AR
3.LCD、有機EL、量子ドット、マイクロLED