ホットランナー入門
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂加工/成形 生産工学 省エネルギー |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
~ホットランナーの基本と高精度・高生産性に向けた上手な使い方や適用事例~
セミナー講師
岡村 功 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
- 受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
セミナー趣旨
射出成形でランナーを全く出さない方法がランナーレス成形です。今はランナーをホットで成形するのでホットランナー成形で、省材料、省エネルギーに効果があると言われて来て50年以上経過しております。使ってみれば、多くの効果利点が有るのですが、とりあえず普通金型でも成形できるのでトライしない人が多く、日本ではスタートは早かったのですが、その後の普及が遅いのが現状です。海外では先進国でも新興国でも利用が伸びて居ります。どこも成形のコストダウンは最重要課題なのに大差があります。日本でも上手に使いコストダウン、省材、省エネに効果をあげているメーカーもあります。ここで実際の使い方や原理を説明したいと思います。
習得できる知識
ホットランナーの基本知識
材料削減、省エネルギーになるか?
実際の使い方。効果的な応用方法
日本、海外メーカーの紹介
高精度精密成形、サイクルアップ効果の実例
ホットランナーの今後の展望
セミナープログラム
ホットランナーの基礎と実践
(ホットランナーシステムの選定から設計、的確な金型設計を行うためのエンジニアリング)
1. システム選定――各社システムの特徴と効果的な活用/留意点
1-1.ホットランナーシステムの分類
加熱方式(内部・外部加熱/直接・間接加熱)
ゲートシール方式(オープンゲート/バルブゲート)
1-2.市販ホットランナーシステムの概要
総合システムメーカー
部品販売専門メーカー
1-3.何を重視して選ぶのか
経済性、市場性、メンテナンス対応
技術 ―樹脂との適性/熱膨張対応/温度制御/断熱構造
2. 構造設計―とエンジニアリング
2-1.全体構造 ―高剛性構造と精度維持/冷却回路の重要性
2-2.マニホールド ―樹脂温の安定/圧力損失を小さくする
2-3.シングルゲート ―1個取り、多数個取りの対応技術
2-4.流路径 ―圧力損失・滞留時間
2-5.マニホールド形状 ―ヒーターの種類(カートリッジヒーター/シーズヒーター)
2-6.マニホールドの固定方法 ―固定側受け板へのボルト締め/固定側受け板と予圧受け
2-7.熱膨張計算の重要さと把握
2-8.マニホールドの位置決め ―断熱/熱膨張対応
3. 熱設計 ―ヒーターの熱計算/センサーの取付け/配線処理
4. 高生産性・省エネルギーのためのホットランナー成形
4-1.ホットランナー成形は成形サイクルアップするか?
4-2.ホットランナーはヒーターを多く使うのに省エネルギーになるか
4-3.実際のデータ
5. 耐熱性プラスチック、エンジニアリングプラスチックへの適用
溶融温度/溶融時の粘度と温度依存性/結晶性・非結晶性/熱伝導率と比熱
6. ホットランナー成形に必要な設備
6-1.射出成形機との関係と必要な設備
6-2.温度調節計の重要さとホットランナーに適した温調計
7. ホットランナー成形の利点
自動化・無人化/生産の安定化/コストダウン/外観向上/光学特性向上/大型薄肉化
7-1.高速成形とホットランナーシステム ―成形サイクル短縮化実例
7-2.ホットランナーによる精密成形 ―収縮率のバラツキ小さく、低圧射出成形により物性向上
8. 特殊成形への応用
8-1.スタックモールドへの応用
8-2.ガスアシスト成形、発泡成形への応用
8-3.射出圧縮成形への応用
8-4.多色射出成形への応用
8-5.PETボトルプリフォーム用ホットランナー
8-6.シーケンス制御成形 ―大型成形品のウェルドライン対策/成形事例
9. 最近の国際展示会に見るホットランナー事例
10. ホットランナーの今後の予想と展望(日本と海外)
スケジュール
昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
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