新製品・新事業テーマ創造の組織的展開

33,300 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード アイデア発想法一般   マーケティング   技術マネジメント総合
開催エリア 全国

“ニーズとシーズの融合” によるアイデア創出とCF(カスタマー・フォーカス)事業化構想・企画

開催日:2022年 7月 7日(木)

セミナー講師

木村 壽男(きむら ひさお) 氏  株式会社日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント

セミナー受講料

1名につき 33,300円(税込)

同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 3時間45分 テキストデータ(PDFデータ)つき

■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。

セミナー趣旨

日本企業は1990年代前半のバブル経済崩壊や2008年秋のリーマンショックを乗り越え、盤石な財務体質を築き上げてきました。しかしながらその一方で、長期にわたる企業成長を実現できていません。つまり、新製品・新事業創造を連続して成功させ、長期にわたる企業の成長軌道を構築することが日本企業にとって最重要課題といっても過言ではありません。ただ、これまでの新製品・新事業創造は個々の研究者や技術者の“セレンディピティ(serendipity:思わぬ発見・発明ができる才能)”や事業化への熱意といった「個人力」に過度に依存してきたきらいがあります。確かにこの個人力は今後も極めて重要であることに変わりはありませんが、魅力的な新製品・新事業を継続的に創出していくためには、個人力に加えて「組織の英知を結集した取り組み」が不可欠です。そして、その取り組みを有意義なものにするためには、明快な推進コンセプトと有効かつ具体的なプロセスが必要となります。“0から1”を生み出す「(新製品・新事業)アイデア創出プロセス」と事業化価値の最大化に向けた「テーマ構想・企画プロセス」の2つです。本セミナーでは、これら2つのプロセスを組織的に進めていく上での、基本的な考え方や具体的展開方法について、事例を含めて詳細に解説いたします。

受講対象・レベル

・R&D(研究開発)部門の責任者・リーダーの方 ・経営企画・事業企画スタッフの方

習得できる知識

1.“0から1”を生み出す「(新製品・新事業)アイデア創出プロセス」  ・「ニーズとシーズの組織的融合」2.事業化価値の最大化に向けた「テーマ構想・企画プロセス」  ・「CF(カスタマー・フォーカス)」を機軸とした顧客価値と技術価値の融合3.新製品・新事業テーマ創造における技術の役割と活用方法  ・技術の棚卸し&評価 -未来コア技術、テクノロジープラットフォーム

セミナープログラム

1.日本企業における新製品・新事業創造の必要性とR&Dへの期待  ・世界的な存在価値が低下傾向にある日本企業    ・イノベーションのジレンマを乗り越える  ・新製品・新事業の成功が企業価値を決める - ソニー、中外製薬、富士フイルム(ヘルスケア)、東レ(炭素繊維)など  ・R&D(研究開発)部門の現状(生産性、新製品・新事業テーマの量と質、事業化能力 など)  ・R&D(研究開発)部門への新製品・新事業創造への経営者からの期待2.組織的な新製品・新事業テーマ創造プロセスとは  ・“0から1”を生み出す(新製品・新事業)「アイデア創出プロセス」  ・事業化価値を決定する「テーマ構想・企画プロセス」  ・個々の研究者・技術者の創造力を組織的に融合し高める - Dynamic R&Dへ3.“0から1”を組織的に生み出すアイデア創出プロセスの構築 【第1プロセス】 STEP1 未来志向のニーズ探索  ・世の中の成長分野(技術革新含む)の探索   ・既存事業分野における狙いの新市場探索  ・狙いの新事業・新市場分野におけるニーズ仮説設定 STEP2 自社のシーズ抽出  ・未来志向の技術の棚卸しと体系化   ・技術の評価(基盤度、競争優位性、成長性)    ・未来コア技術等、戦略技術の設定 STEP3 ニーズとシーズの融合・新結合による新製品・新事業アイデア創出  ・ニーズ・シーズマトリックスによる両者の新結合    ・未来志向のニーズ主導のアイデア創出  ・自社シーズ主導のアイデア創出 STEP4 アイデアのテーマ化と評価  ・アイデア階層表の作成を通じたテーマ化    ・テーマの1次評価 STEP5 重点テーマの設定  4.CF(カスタマー・フォーカス)を機軸とした事業化構想・企画プロセスの構築 【第2プロセス】 STEP1 狙いの顧客の設定  ・当社にとっての顧客の価値/狙いの顧客にとっての当社提供価値    ・狙いの顧客設定アプローチ STEP2 顧客研究  ・潜在ニーズの洞察    ・顧客の思考・行動プロセスの分析 STEP3 価値創造  ・技術価値と顧客価値の融合    ・技術価値の顧客価値への変換 STEP4 新商品構想  ・新商品構想時に必要なもの(基本姿勢・思考・ツール)    ・ツールとしての仮想カタログ STEP5 事業参入戦略  ・独自性と競争優位性の発揮・確保    ・事業展開シナリオ STEP6 事業化研究  ・収益シミュレーション:P(価格)×Q(数量)-C(コスト)    ・ビジネスプラン STEP7 実行計画  ・事業化計画    ・大日程計画と中日程計画5.WS(ワークショップ)を通じた新製品・新事業テーマ創造プロセスの構築