細胞外小胞およびエクソソーム研究の本質と課題・最新情報 -機能性解析と細胞内動態研究、DDS応用の今後-
開催日 |
10:00 ~ 14:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | バイオ技術 医薬品技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
エクソソームの長所短所、研究における課題など、講師の経験を基にした本質を突くセミナーです!
細胞外小胞の機能解明はどこまで進んでいるのか?最新研究データを紹介します。
セミナー講師
曽宮 正晴 先生 大阪大学 産業科学研究所 助教
■経歴
学歴
2011年3月 北九州工業高等専門学校専攻科物質化学工学専攻 修了 学士(工学)
2013年3月 名古屋大学大学院生命農学研究科博士前期課程 修了 修士(農学)
2016年3月 名古屋大学大学院生命農学研究科博士後期課程 修了 博士(農学)
職歴
2013年4月 日本学術振興会 特別研究員DC1
2016年4月 国立がん研究センター研究所 特任研究員
2017年4月 日本学術振興会 特別研究員SPD
2017年6月 大阪大学 産業科学研究所 助教
(2022年2月 日本学術振興会 海外特別研究員、Institute for Protein Design, University of Washington)
■専門および得意な分野・研究
生物工学、DDS、細胞外小胞、タンパク質デザイン
■本テーマ関連学協会でのご活動
日本細胞外小胞学会(JSEV)、日本DDS学会、日本生物工学会
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
細胞外小胞は、あらゆる細胞が分泌する膜小胞であるが、その機能や生理的意義はまだ未解明の部分が多く、研究開発が盛んに行われている。細胞外小胞は内包物を介して細胞間情報伝達に寄与していると考えられており、各種疾患のバイオマーカーや薬物送達キャリアとしての利用が期待されている。一方で、現状では細胞外小胞の機能解析のための実験ツールが不足しており、細胞外小胞の性質を正確に捉え、細胞内の動態を詳細に解析する技術の開発が望まれている。本セミナーでは、細胞外小胞研究の現状や課題を概説し、DDS応用を見据えた細胞外小胞の細胞内動態解析に関する講演者の最新の研究成果を紹介する。
習得できる知識
1. 細胞外小胞研究の現状と限界
2. 細胞外小胞の応用の可能性(疾患マーカー・薬物送達システム)
3. 細胞外小胞の細胞内取り込みメカニズム
セミナープログラム
1.細胞外小胞研究の概説
1) 細胞外小胞の基礎
a) 細胞外小胞の分類
b) 細胞外小胞の発見及び研究の潮流
c) 細胞外小胞の生成・分泌メカニズム
2) 細胞外小胞の応用
a) バイオマーカー
b) 治療応用
c) 薬物送達システム
d) 細胞外小胞の応用研究の現状
2.細胞外小胞研究の現状の課題
1) 細胞外小胞研究の限界
a) 精製法
b) 分析法
c) 機能解析
2) 細胞外小胞研究の落とし穴
a) 定量法
b) 機能解析
c) アッセイ系
3.細胞外小胞研究の機能解明の最新知見
1) 細胞外小胞の細胞内取り込みに関する知見
a) 細胞内取り込みメカニズム
b) 内包物放出メカニズム
c) ウイルス感染メカニズム
d) 細胞外小胞の膜融合
e) 各種アッセイ系の比較
f) 現時点でのエビデンスの総括
2) 細胞外小胞に関する(講師の)最新研究と今後の課題
a) 細胞内への内包物送達を定量化するアッセイ系の開発
b) 細胞内での膜融合を定量化するアッセイ系の開発
c) 細胞外小胞のタンパク質DDSへの応用
d) 細胞外小胞のRNA用DDSへの応用
e) 今後の研究の展望
3) 総括
■講演中のキーワード
エクソソーム、細胞外小胞、細胞内動態、DDS、バイオマーカー