イオン交換樹脂の選定と評価法
開催日 |
10:30 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 化学反応・プロセス 高分子・樹脂材料 食品加工 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
イオン交換樹脂の選定に必要な具体的な評価試験方法について解説!!
分離精製プロセスの構築・改善に役立つ情報をわかりやすく提供!!
セミナー講師
【第1部】室町ケミカル(株) 化学品事業部 担当部長 出水丈志 氏
【第2部】オルガノ(株) 技術開発本部 伊藤美和 氏
セミナー受講料
1名につき60,500円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナープログラム
<10:30〜13:00>
【第1部】用途別によるイオン交換樹脂の試験法選定と評価
室町ケミカル(株) 化学品事業部 担当部長 出水丈志 氏
【講演趣旨】
イオン交換樹脂は、純水や超純水の製造など液体を清澄化する技術として広く使用されています。特に、液体中に存在するイオン性不純物の除去や、有価金属の回収、排水中の有害物質の除去など、様々な工業分野で活躍しています。
そこで、使用されているイオン交換樹脂の諸特性の意味について解説すると共に、イオン交換樹脂の選定に必要な具体的な評価試験方法について解説します。
【講演項目】
1.はじめに
1.1 イオン交換樹脂の解説
1.2 イオン交換樹脂の用途
2.イオン交換樹脂の化学的特性
2.1 交換容量
2.2 反応速度
2.3 選択性
2.4 水分含有率、体積変化
2.5 処理試験
3.イオン交換樹脂の物理的特性
3.1 粒径分布
3.2 強度
3.3 運用適用性(差圧特性、逆洗展開率)
【質疑応答】
<14:00〜16:00>
【第2部】イオン交換樹脂の電子材料・食品・医薬品への応用
オルガノ(株) 技術開発本部 伊藤美和 氏
【講演趣旨】
イオン交換樹脂は水処理のみならず、機能性食品・飲料の分離精製プロセス、高純度薬品や電子材料の高品質化、金属や有価物の回収精製、触媒としての活用など幅広いプロセスに応用されており、品質向上やプロセスの効率化のみならず新製品の開発にも貢献しています。
本セミナーでは、電子材料など非水系への適用、食品や機能性食品などへの適用にフォーカスした実践的知識・情報を、多彩な応用例を交えながら分かりやすく解説いたします。電子材料精製ではng/lレベルの超高純度化への挑戦、食品関連では目的成分の抽出技術等に関し、最新情報も盛り込みつつ、皆様の分離精製プロセスの構築・改善に役立つ情報をご提供いたします。
【講演項目】
1.電子材料精製への応用
1.1 電子材料・薬液製精製に用いるイオン交換樹脂の機能と特徴
1.2 水溶液系の精製(有機酸 過酸化水素)
1.3 有機溶媒系の精製(IPA PGME,PGMEA )
1.4 有機化合物、高分子材料の精製
1.5 薬液回収(NMP、MEK)
2.食品、医薬品への応用
2.1 食品、医薬品に用いるイオン交換樹脂の機能と特徴
2.2 糖類の精製、機能性食品(ポリフェノールなど)、アミノ酸の抽出精製
2.3 食品の風味改善(果汁、酒類)
2.4 医薬品への適用例(抗生物質、ペプチドなど)
【質疑応答】