【中止】臨床応用のための細胞外小胞(エクソソーム)の基本情報・生成経路の理解と差分化・分離方法のポイント

36,300 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
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主催者 株式会社 情報機構
キーワード バイオ技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

細胞外小胞はどのように生成されているのか、これまでの研究での歴史は?
細胞外小胞の臨床応用・社会実装で壁となる「差分化(サブクラス分類)」「分離」手法のポイントを解説!

セミナー講師

 芝 清隆 先生   公益財団法人がん研究会 がん研究所 特任研究員

■経歴
1986年に京都大学大学院理学研究科で理学博士を取得。その後、東京大学理学部生物化学教室の助手、
MITのポスドクを経て、1991年からがん研究所の研究員、2006年には蛋白創製研究部の部長。
2022年5月からはがん研究所特任研究員。
■専門および得意な分野・研究
専門は分子生物学・分子遺伝学。特に合成生物学的手法による生命システムの理解に焦点をあて、
人工タンパク質系などを開発してきた。応用展開として材料科学と生物学の融合領域としての
ナノバイオロジー研究をおこない、近年は細胞外小胞に焦点をあてた研究を進めている。
■本テーマ関連学協会での活動

2014年の日本細胞外小胞学会の設立に関わり、同学会理事。2022年10月の第9回日本細胞外小胞学会の大会長。

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

セミナー趣旨

  エクソソームは、診断・治療・予防といった医療全分野での活躍が期待されており、世界的レベルで熱い研究開発競争が繰り広げられています。既に多くの臨床試験などが開始されていますが、その一方で、エクソソームがどのように生成され、それがサブクラス化にどう関わるのか、また生物機能との関係はどうなっているのか、といった基礎的な問題はわからないことだらけです。本講座では、エクソソームをより広い視点である「細胞外小胞」でとらえなおし、細胞外小胞の様々な生成経路を紹介しながら、臨床応用においての分離法のポイントなどを整理していきます。

習得できる知識

1. 細胞外小胞とエクソソームの違いを理解できる
2. 細胞外小胞がどのように生成されているかを理解できる
3. 細胞外小胞の分類と単離方法についての現状を理解できる
4. 細胞外小胞の基本的理解が社会実装にどの程度必要かが理解できる
5. 細胞外小胞の生物学的意味について考える機会が得られる

セミナープログラム

1.エクソソームと細胞外小胞はどう違うのか?
 a) エクソソームという言葉の歴史
 b) 最初のエクソソームの誕生
 c) 二回目のエクソソームの誕生
 d) 語呂のよいエクソソームは得をする
2.昔の名前で出ています
 a) エクトソーム、マイクロ小胞、マトリックス小胞・・
 b) 細胞外小胞の現在の定義
 c) 新たな名前で出てきます
3.いろいろな細胞外小胞の生成経路
 a) 細胞内オルガネラが鍵を握る生成経路
 b) 制御された細胞死に関係した生成経路
 c) 細胞突起構造由来の生成経路
4.細胞外小胞の差分化(サブクラス分類)
 a) エクソソームマーカーのウソとホント
 b) そもそも差分化は必要なのか?
 c) 国際細胞外小胞学会が推奨する「オペレーショナルな差分化」
 d) いろいろな差分化の長所と短所
5.細胞外小胞の生物機能
 a) 細胞外小胞が変えた旧来の細胞観
 b) 内分泌因子としての細胞外小胞
 c) 細胞外小胞でリヴァイヴするガイア論的世界観
 d) 細胞外小胞と生命情報

■講演中のキーワード
細胞外小胞 エクソソーム EVs セクレトーム 液性診断