高分子難燃化の基本技術と最新動向 ―難燃化機構と高難燃化技術、低誘電特性(5G対応、規制動向、難燃化技術の今後の方向)―
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 安全規格 電子デバイス・部品 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
高難燃性を目指す基本技術と今後の方向について解説!
セミナー講師
西澤 仁 先生 西澤技術研究所 代表
■ご略歴
新潟大学工学部、応用化学科卒
昭和電線ホールデング入社、研究開発、製品事業部で材料研究、生産技術担当
■ご専門および得意な分野・研究
高分子材料物性(ゴム、プラスチックス)、加工技術の研究、電気絶縁材料、難燃材料、振動減衰材料、
生産技術開発等押出加工、金型成形加硫等の加工技術等
■本テーマ関連学協会でのご活動
難燃材料研究会会長(現技術顧問)、芝浦工大(客員教授)、日本ゴム協会技術員会幹事、成形加工、
金型研究分科会主査、MLS学会常任幹事等。
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
高難燃性を目指す基本技術と今後の方向、環境安全性と高難燃性とのバランスの取れた材料開発、低誘電特性と5G対応誘電特性を有する環高性能難燃材料の開発を目指す研究の推進が今後の課題である。
受講対象・レベル
電気電子機器、建築、繊維、等幅広い製造メーカーの技術、研究、営業担当者、技術専門でない方にも理解でき受講可能です。
必要な予備知識
特にありません
習得できる知識
①高分子難燃化技術の基礎
②各産業分野(電気電子機器、建築、「自動車繊維、その他各産業分野)の規制、規格
③難燃性試験
④難燃化機構
⑤難燃剤の種類、特徴
⑥難燃化基礎技術
⑦環境安全性、高難燃性、難燃化が難しい難燃製品(透明製品、薄肉製品、EV自動車制品、5G対応製品)
⑧難燃剤コンパウンデング技術
⑨成形加工技術(トラブル対策)
⑩今後の新しい開発技術(難燃剤、自動車用震動減衰材料、5G対応低誘電特性材料)
セミナープログラム
(1) 難燃剤の環境安全性と各種産業界の規制、規格と難燃性評価試験
1)環境安全性の先駆けと規制の現状と課題
2)産業界の代表的な規制、規格(電気電子機器、建築、自動車繊維、船舶、電線ケーブル等)。
3)コーンカロリメーターの機能と性能、マイクロコーンカロリメーター
4)5G対応性材料の開発のポイント(低誘電特性(ε、tanδとは。5G特性に優れた高分子材料、難燃剤、難燃系、
具体的な難燃化技術、開発された5G対応難燃材料、難燃剤の例)
5)自動用材料EV化による難燃性への変化
(2) 難燃化技術に重要な難燃機構、難燃剤の役割
気相、固相における機構、相乗効果系の現状
難燃機構から見た今後望まれる難燃剤
(3) 難燃剤の種類と特徴、今後の新規開発の方向
高難燃系とは、適正な使い方(臭素、リン、無味等~
相乗効果系の開発の課題(三酸化アンチモン、その他)
(4) 最も注目されている課題への研究開発
高難燃性、環境安全性、透明性製品、薄肉製品。Liイオン2時電池
5G対応樹脂材料、自動車用振動減衰材料等、ナノコンポジット化技術の今後
(5) 難燃材料、製品加工技術
難燃剤のコンパウンディング(二軸押出し、ミキサー、ニーダー)
射出成形加工(金型成形加工)、単軸押出加工、二軸押出加工、
(6) 今後の研究開発が強く望まれているテーマ
難燃機構の研究、相乗効果の研究、環境安全性難燃剤の開発
燃焼現象のシミュレーション解析への挑戦と開発への応用