自動車及びモビリティのカーボンニュートラル(CN) の課題と対応 【第5部】自動車のCN対応の方向性

11,000 円(税込)

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開催日 オンデマンド
収録時間 94分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード 自動車技術   地球温暖化対策技術   モビリティマネジメント
開催エリア 全国

【大好評のシリーズ2023年最新版!】自動車2020~2050『どうなる?どうする?』新収録にてアップデート

カーボンニュートラルとCASE・MaaS・V2X・DXで、近未来の自動車とモビリティはどう変わっていくのか?

自動車開発と技術戦略に長年携わってきた講師が、豊富な視覚資料で解説

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セミナー講師

前田 義男 氏早稲田大学 次世代自動車研究機構 招聘研究員

専門分野:内燃機関、エネルギー

略歴: 北海道大学 工学部 機械工学科卒 日産ディーゼル工業 機関設計部 本田技術研究所 主任研究員(エンジン研究・開発、研究戦略企画) Honda R&D Americas Ohio R&D Center Chief Engineer(エンジン研究統括) 本田技術研究所 先行開発部門 マネージャー 北海道大学、東北大学、岡山大学、日本大学生産工学部:非常勤講師

所属学会:自動車技術会、SAE(米国自動車学会)、エネルギー資源学会

業績:自動車技術会フェロー、同 フェローエンジニア(熱機関・研究開発)

セミナー受講料

11,000円(税込)

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受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はPDFで配布いたします。
  • このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法はプロフィール内にあります専門家の「コーディネーター」に問合せからお願い致します。

セミナー趣旨

 カーボンニュートラルに向けた世界と日本の最新動向をはじめ、「CASE」「MaaS」の更なる進展、コロナ禍やウクライナ侵攻の影響など新たな情報を織込み、自動車の「いま」と「これから」を全編新収録でお届けする2023年最新版シリーズセミナーです。

 第1部では現状の自動車産業の状況や開発への取り組みのお話でした。

 第2部では、近年、自動車を取り巻く様々な社会状況変化の紹介をしました。

 第3部ではエネルギーのお話をしました。

 第4部では金属資源・都市・電動化の課題のお話をしました。

 第5部では上記課題に対して自動車産業及びモビリティ産業が今後CNに取り組んで行くためのエネルギーのGHG削減技術の方向性 や、ビジネスの変革の手段としてのDXに対しての日本の課題に関してお話をします。 今回のセミナーを通じて、これらの状況を俯瞰的に捉えていただき、皆さんの業務とどのように関係しているのかを理解していただくことが出来ると幸いに存じます。

受講対象・レベル

  • 【第1部】【第2部】【第3部】【第4部】を受講した方、及びモビリティ関連産業に従事する中堅技術者で自動車のCN対応の方向性に関して戦略検討のための参考情報を得たい方

セミナープログラム

1)モビリティが使うエネルギーの温室効果ガス削減

現状の世界の運輸セクターのエネルギー消費の状況

 1-1)モビリティの水素利用の課題

IEAのNZEでの運輸セクターへの提言欧州のグリーン水素認証燃料電池モビリティと水素供給鉄道での水素利用国際航空機及び国際船舶のGHG削減IMO 2020船舶用燃料規制IMO 海運のGHG削減戦略船舶のGHG削減への対応日本の内航船のカーボンニュートラル技術適⽤の検討IATA 航空機のGHG削減計画Schell Sky Scenario航空機の推進効率向上の検討将来電動航空機の検討水素を燃料とするAIRBUS航空機コンセプトHydrogen Councilの2050年迄の水素製造コスト予測太陽光発電と陸上風力を併せた長期水素製造コスト試算欧州水素パイプライン計画将来のグリーン水素生産の高ポテンシャル地域水素キャリアの比較海外からの液体水素輸入コスト予測 (2030年)水素の製造や消費に必要となる材料の生産国とシェア水素関連特許国・地域別出願状況

 1-2)e-Fuelの課題

日本の自動車保有状況日本のGHG/CO2排出と運輸部門のCO2排出状況自動車が保持できるエネルギーe-Fuelを含めた合成燃料の取り組み (欧州VW・Audiの例)e-Fuel Diesel, EV, FCVのW2W CO2試算 (CONCAWE)e-Fuel生産のエネルギー収支 (1MJ の燃料製造に必要なエネルギー)e-Fuelのコスト予想e-Fuel製造時の材料収支FT合成プロセスの生成物世界のe-Fuel 生産適地カーボンニュートラルを実現する製油所の将来像自動車メーカの対応 (Hondaの例)カーボンニュートラル達成に向けたエネルギーと産業間の関係性

2)CASE、MaaS、V2X、DX、スマートシティ

 2-1)CASE

自動車産業の構造変革(CASE)自動運転の5レベル定義自動運転 最近の状況自動運転が自動車のビジネスモデルを変える?

 2-2)MaaSと将来都市構想(スマートシティ)

新しい交通の形態 MaaS (所有からオンディマンド利用)人流と物流のMaaS化公共交通側から見たヒトのMaaSMaaSがビジネスモデルを変える?海外の例 (欧米の都市将来ビジョン)・ボストン市の近未来計画 Go Boston 2030・2050年のヘルシンキ市内の想像図 Helsinki City Plan vision2050・2050年のロンドンの都市ビジョン Mayer’s Transport Strategy・自動運転社会における街路のデザインの在り方・シンガポールの将来都市ビジョン (シンガポール交通局)・中国 雄安新区のスマートシティコンセプト

 2-3)V2X VPP

VPP(ヴァーチャルパワープラント)エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス(ERAB)再生可能発電比率が高い状態の電力調整状況EV/PHEVのV2Xデモンストレーション

 2-4)DX

Society 5.0今後のデジタル社会実現のためのデータ量増大世界のデータセンター(DC)分布データ通信のエネルギー消費日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)に対する評価・日本のDXに対する評価の詳細DXに関しての多面的ナショナルセキュリティ戦略が弱い日本

3)全体のまとめ

自動車及びモビリティのCNへの今後の提言