【中止】技術開発の成功と事業戦略策定のための知財戦略
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 技術マネジメント総合 知的財産マネジメント 事業戦略 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
技術開発を成功させるための課題/解決手段展開とパテントポートフォリオ構築
事業に勝ち抜くための知財戦略を支える特許情報活用
iDメソッドを用いた実践的知財戦略
セミナー講師
第1講 (株)戦略データベース研究所 代表取締役社長・工学博士 鶴見 隆 氏
<略歴>
1966年 東京大学理学部化学科を卒業し、旭化成(株)に入社。
1966年~1992年 同社において、ベンベルグ不織布、人工腎臓用中空糸膜、ウイルス分離膜(プラノバ)等の開発に従事、これらの開発に関し、繊維学会技術賞、日本化学会技術賞、発明協会発明賞等を数多く受賞。
1993年~1997年 同社カシミロン工場長
1997年~2004年 同社常務理事として技術情報センター長および知的財産部長を担当
2005年~2011年 東京農工大学大学院技術経営研究科教授として、知財関連の教育、ビジネスプランの作成指導、国際標準化に関する研究を担当
現在、(株)戦略データベース研究所代表取締役社長、(株)知財デザイン取締役
ー-----------------------------------------
第2講 ミダスIPパートナーズ 代表 大田 恭義 氏
<略歴>
1984年 東京工業大学大学院修士課程修了後、富士写真フイルム(株)(現・富士フイルム(株))入社。
医療機器開発に従事した後に、2000年に知的財産部へ異動。
主に医療事業分野における発明発掘から権利化、契約交渉などの知財活動全般に従事。
2008年からは医療機器開発設計部門との兼務となり、医療事業全体の知財戦略の推進や
戦略を実行するリエゾンの組織づくりを牽引。その一方で、課題発展型発明生産手法
(iDメソッド)を開発し部門展開を行い、自ら発明者として1000件以上の国内出願を
短期間で推進。医療事業分野で勝ち抜くための知財活動を主導。
本手法を世の中に広めるべく2015年秋に退社し、ミダスIPパートナーズを創業。
一般社団法人企業研究会の研究アドバイザーも務め、複数大手企業の知財戦略
コンサルタントを手掛けており、各種社内外セミナーも開催。
2017年より、インパテック株式会社 パテントマップ研究会 アドバイザーに就任。
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
- 受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
セミナー趣旨
<第1講>
技術開発を成功させるための要件(KSF)を挙げれば、以下の3点に集約される。
1.良い技術開発課題を探索し、設定する。
2.技術開発課題に対し、最適な解決手段を創出する。
3.成果を高い参入障壁で守る。
技術開発を始めるにあたって、ちょっと面白いなという程度で課題を選んでいたら、本当に大切なことをやるひまがないうちに、時間がなくなり、企業が衰退してしまう。大切なのはいかにオリジナルで重要度の高い課題を見つけるか、である。
技術開発課題を設定し、解決手段の創出を進めるにあたっては、いかに良い解決手段を創出するかがポイントになる。たまたま思いついた解決手段の開発に成功したとしても、他者がもっと優れた解決手段の開発に成功すれば、市場での成功、企業としての成功は望めない。
技術開発成果を事業として成功させるためには、それが高い参入障壁によって保護されていることが必要である。誰でもまねができ、誰でも参入できる状況であれば、例え先行者であったとしても、技術開発に投入した経営資源を回収することはできない。
旭化成の吉野彰氏がノーベル賞を受賞できたのは、以上の要件を全て達成したからに他ならない。
本講演では、吉野彰氏の業績も紹介しつつ、これらのKSFについて、企業において技術開発を担当する方々あるいは技術開発を支援する方々の指針となる考え方、およびすぐに実践できる方法論を解説する。
ー-----------------------------------------
<第2講>
事例紹介を通じて事業に勝ち抜くための実践的な知財活動を知って頂く。
事例紹介では、V字回復で有名な富士フイルム医療事業分野での知財戦略活動の紹介も行う。
習得できる知識
・技術開発成功のベースとなる問題発見法と課題設定法
・設定された課題に対するロジカルでミッシーな解決手段の展開法
・技術開発成果を保護するためのパテントポートフォリオの構築法(戦略データベースSDB、QFDの活用)
・技術戦略の策定・推進における特許情報活動の進め方
セミナープログラム
第1講 技術開発を成功させるための課題/解決手段展開とパテントポートフォリオ構築
(鶴見先生 10:00~12:30)
1.技術開発成功のキー・サクセス・ファクター
2.どのように課題を探索・設定するか
2-1.戦略の種類と課題の探索・設定
2-2.課題の探索・設定の方法論
2-3.問題の明確化
2-4.課題の設定
3.どのように解決手段を創出するか
3-1.課題/解決手段展開の基本的考え方
3-2.課題/解決手段展開と解決手段の選択
3-3.特許情報をベースとした課題/解決手段展開
4.参入障壁としてのパテントポートフォリオ(PPF)の構築
4-1.PPF構築の必要性
4-2.特許情報解析をベースとするPPFの構築
4-3.QFDを活用したPPFの構築
4-4.事業戦略の展開に併せたPPFの構築
5.リチウムイオン二次電池の開発成功事例の紹介
第2講 事業に勝ち抜くための戦略的課題展開型発明生産手法
~iDメソッドを用いた実践的知財戦略~
(大田先生 13:30~16:00)
はじめに <知財部の危機意識>
・危機意識が欠如した知財部員が知財活動をダメにする
・事業転換に成功した富士フイルムの知財部危機意識の紹介
1.事業に勝ち抜くための知財戦略とは
・なぜ御社の知財戦略は機能していないのか?
2.事業に勝ち抜くための知財戦略を支える特許情報活用
・フレームワークの活用事例(ステント)
3.事業に勝ち抜くための知財戦略を支える課題発展的発明生産手法
・一般的な発明生産手法
・事業で勝ち続ける発明生産手法「iDメソッド」
4.iDメソッドの体験演習