全2回 ゼロから学ぶ容量市場・需給調整市場

55,000 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード 電力技術   事業戦略   政策・行政
開催エリア 全国

開催日:2023年 1月25日(水)

セミナー講師

市村 健(いちむら たけし) 氏エナジープールジャパン株式会社 代表取締役社長兼CEO         資源エネルギー庁・次世代の分散型電力システムに関する検討会 委員資源エネルギー庁・ERAB検討会 委員         電力広域的運営推進機関・調整力及び需給バランス評価等に関する委員会 委員電力広域的運営推進機関・需給調整市場検討小委員会 委員

1987年東京電力株式会社入社。本店原子燃料部にてカナダ・ウラン鉱山権益買収プロジェクト、世界原子力協会(本部ロンドン)事務局を担務の後、本店総務部にて広報渉外・政策調査・官庁調整・危機管理業務等のエネルギー政策全般に17年に亘り従事。その間、議員立法である「エネルギー政策基本法」起草にも携わる。2014年6月東京電力を退社。同年7月より現職。併せて、資源エネルギー庁 次世代の分散型電力システムに関する検討会 委員、資源エネルギー庁 ERAB検討委員、電力広域的運営推進機関 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会 委員、需給調整市場検討小委員会 委員、資源エネルギー庁 次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方研究会オブザーバーを務める。慶應義塾大学商学部卒。米国ジョージタウン大学院MBA修了。主著に「電力システム改革の突破口DR・VPP・アグリゲーター入門」「電力セキュリティーエネルギー安全保障がゼロからわかる本」(共にオーム社)等。

セミナー受講料

【第1回・第2回】 各受講方法 1名につき33,200円(税込)

【特別価格 全2回一括申込の場合】 1名につき55,000円(税込)

受講について

収録時間 【第1回】 1時間52分 テキストデータ(PDFデータ)つき     【第2回】 1時間51分 テキストデータ(PDFデータ)つき

※各回の講座は、それぞれ独立した講座となりますので、単独でのご受講も可能です。

■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。

セミナー趣旨

2011年3月11日の東日本大震災と、それに続く福島第一原子力発電所の事故は、この国の電気事業の在り方を一変させました。地下資源もなく50/60Hzに系統が分かれ、国際連系線もない我が国が、低廉で安定的な電力供給を実行できたのは、もはや過去のことです。ロシアのウクライナ侵攻はこの傾向に拍車をかけ、実際、電力需給逼迫は恒常化、新電力も苦境が続きます。東日本大震災以降の電力システム改革の柱として導入された「容量市場」「需給調整市場」はその処方箋・解決策として期待されていますが、その基本的な仕組みや位置づけ、制度の在り方はどのようなものなのか、電気事業の本質からわかりやすく紐解きます。エネルギー政策の憲法とも言える「エネルギー政策基本法」起草に携わり、現在は資源エネルギー庁及び電力広域的運営推進機関で審議会委員を務める講師により、本講では、第1回目は「ゼロから学ぶ電気事業と容量市場」と題して容量市場の基礎論・本質論を、第2回目は「ゼロから学ぶ電気事業と需給調整市場」と題して、需給調整市場の基礎論・本質論を解説いたします。

セミナープログラム

第1回 ゼロから学ぶ電気事業と容量市場

 

1.そもそも「電気事業」とは (1)電気と言う財の特性と事業者に求められる資質 (2)電力自由化と発送電分離 (3)今後の電気事業の方向性2.ゼロから学ぶ容量市場 (1)なぜ容量市場が必要なのか (2)容量市場と調整力公募・他市場(卸電力取引市場・需給調整市場等)の関係性 (3)海外における容量市場の状況と課題 (4)容量市場の時系列フローと価格の決まり方 (5)容量市場に対するこれまでの評価(長所と短所)と留意すべき点3.まとめ〜安定供給と市場のバランス〜

第2回 ゼロから学ぶ電気事業と需給調整市場

 

1.そもそも「電気事業」とは(第1回復習) (1)電気と言う財の特性と事業者に求められる資質 (2)電力自由化と発送電分離 (3)今後の電気事業の方向性2.ゼロから学ぶ需給調整市場 (1)なぜ需給調整市場が必要なのか (2)需給調整市場のキーワードと今後の方向性 (3)需給調整市場と調整力公募・他市場(卸電力取引市場・容量市場等)の関係性 (4)需給調整市場で取引される商品   (a)三次調整力②   (b)三次調整力①   (c)二次調整力①と②   (d)一次調整力 (5)需給調整市場に対するこれまでの評価(長所と短所)と留意すべき点3.まとめ〜安定供給と市場のバランス〜