抗菌、抗ウイルス、抗バイオフィルムのための表面設計と表面処理技術

41,800 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
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主催者 株式会社 情報機構
キーワード 抗菌・抗ウイルス技術   化学反応・プロセス   薄膜、表面、界面技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

抗菌、抗ウイルス対策としての材料と表面設計について分かりやすく解説します!

セミナー講師

 伴 雅人 先生   日本工業大学 基幹工学部 応用化学科 教授 工学博士

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

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    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

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  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
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申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
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    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

セミナー趣旨

  新型コロナによるパンデミックは、感染防止対策が、人の生命だけでなく社会・経済活動までを大きく左右する重要な因子であることを我々に知らしめました。また、加速している温暖化や森林破壊により、さらなる未知のウィルスや細菌による新たな感染症の発生も懸念されており、感染防止対策は、ポストコロナにおいても、さらに我々人類にとって喫緊の極めて重要な課題です。
  感染防止対策として、感染拡大の一因となっている「モノ」を介した間接的な感染、即ち、ヒトーモノーヒト感染を減らすことは、非常に有効な手段となります。本講義では、モノを介した感染を抑える技術となる、そのモノ自体に抗菌・抗ウィルス機能を付与できる表面処理に関して、材料設計を行うための指針とその抗菌メカニズム、さらに、どのような材料をどのような方法で施工するのかについて説明します。抗菌性・抗ウィルス性表面処理に関する最新の技術や研究について、その実用性を一緒に考えましょう。

習得できる知識

・細菌・ウィルス・バイオフィルムとその表面での様態
・細菌・ウィルスによる感染とはどういうことか。
・細菌・ウィルスの増殖をどのような方法で防ぐのか。
・抗菌・抗ウィルス・抗バイオフィルムのための材料表面設計の方策
・活性酸素や金属イオンなどの抗菌・不活化メカニズム
・抗菌・抗ウィルスのためのさまざまな表面処理技術
・抗菌・抗ウィルスのための最新の表面処理研究

セミナープログラム

1 細菌・ウィルス・バイオフィルムとその表面での様態
 1.1 細菌とウィルスの違いと共通点
 1.2 バイオフィルムとはどのようなものか
 1.3 細菌やウィルスに感染するとはどういうことか
 1.4 細菌は材料表面でどのように生き残るか
 1.5 ウィルスは材料表面でどのくらいの期間「生きている」か
2 細菌・ウィルス・バイオフィルムの増殖の防ぎ方
 2.1 抗菌・抗ウィルスとはどういうことか
 2.2 どのように増殖を抑えるのか
 2.3 抗菌剤・抗ウィルス剤にはどのようなものがあるか
3 抗菌・抗ウィルス・抗バイオフィルムのための材料表面設計
 3.1 ヒト-モノ-ヒト感染における「モノ」の表面の重要性
 3.2 材料表面を設計するための指針は?
 3.3 どのようなしくみで抗菌されるのか「殺菌・不活化効果」
  (1)活性酸素の活用
  (2)金属イオンの活用
 3.4 どのようなしくみで抗菌されるのか「付着防止効果」
  (1)表面形態(物理的側面)
  (2)タンパク質吸着抑制(化学的側面)
  (3)表面特性(疎水/親水・電荷)の影響
4 さまざまな表面処理技術
 4.1 どのような表面処理手法が使われるか
 4.2 増殖抑制のための表面処理
  (1)殺菌・不活化効果の表面への付与
   銀、酸化チタン、ナノカーボン、生物由来物質など
  (2)付着防止効果の表面への付与
   ナノレベル表面粗さ、マイクロ・ナノ構造など
 4.3 抗菌と生体適合性の両立
5 抗菌・抗ウィルスのための最新の表面処理研究
 5.1 昆虫の羽のナノ構造による殺菌効果
 5.2 グラフェンによる殺菌効果
 5.3 コロナウイルスの表面安定性と不活化
6 今後の課題
<質疑応答>