樹脂の種類ごとに解説するよく分かる熱可塑性樹脂の難燃化
開催日 |
13:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 安全工学一般 安全規格 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能) |
ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエステルの燃焼・熱分解挙動と難燃化
本セミナーでは、熱可塑性樹脂の難燃化に取り組む研究開発担当者に向けて、各難燃剤の難燃メカニズム、各樹脂の熱分解・燃焼挙動からの難燃化の考え方、難燃剤の選定方法、及び難燃化処方例などについて解説する
セミナー講師
[略歴]
1985年 千葉大学工学部 大学院修士課程修了: 耐熱性高分子の合成・物性の研究
1985年 出光興産(株)入社: LCP、PPS、PCの重合開発(11年間)
1996年 東工大工学博士取得:芳香族PA/PES重合ブレンド法の研究
1996年 出光ファインコンポジット㈱へ転勤: ポリオレフィン難燃材料の開発(25年間)
2008年~2009年 北見工大 非常勤講師: 難燃の講義
2021年 出光興産(株)定年退職、NPOテクノサポート入会、林 難燃技術研究所 代表
セミナー受講料
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受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
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- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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配布資料
- PDFテキスト(印刷可・編集不可)
セミナー趣旨
受講対象・レベル
・はじめて難燃剤を取り扱う初級レベルの技術者
・要求される難燃性能に適切な難燃剤を選定する検討を行っている中級レベルの技術者
・達成困難な難燃要求性能を必要とする難燃材料を開発する上級レベルの技術者
習得できる知識
・プラスチックの燃焼メカニズム
・主要な各難燃剤の難燃メカニズム
・主要な難燃試験法
・各樹脂の難燃剤配合処方の設計の考え方・基礎知識・最新情報
・ほぼ全ての難燃剤の製品名と問合せ先
セミナープログラム
1.プラスチックはなぜ燃える?
1.1 燃えるメカニズム
1.1.1 ロウソクの例
1.1.2 プラスチックの例
1.2 分解ガスの燃焼反応
2.プラスチックを燃えにくくするには
2.1 難燃性試験方法
2.1.1 UL94V試験
2.1.2 酸素指数試験
2.1.3 コーンカロリー試験
2.2 各難燃剤の難燃メカニズム
2.2.1 リン系難燃剤(固相リン炭化断熱層形成-難燃効果の例)
2.2.2 臭素系難燃剤(気相ラジカル補足-難燃効果の例)
2.2.3 金属水酸化物系難燃剤(固相吸熱-難燃効果の例)
2.2.4 スルホン酸塩/シリコーン系難燃剤(固相樹脂架橋炭化断熱層形成-難燃効果の例
2.2.5 ラジカル発生剤・捕捉剤(ドリップ促進+気相ラジカル補足難燃効果の例)
2.3 各難燃剤の特徴まとめ
2.4 各難燃剤の用途例
2.5 難燃コンパウンドの現状と課題
2.5.1 難燃コンパウンドの生産量、特徴と用途
2.5.2 各樹脂への難燃剤適応例と課題
2.6 プラスチックの難燃化における難燃剤選定の基本的な考え方
2.6.1 難燃性樹脂組成物の開発設計プロセス
2.6.2 環境規制、用途、難燃性試験の観点からの難燃剤の選定
2.6.3 樹脂と難燃剤の分解温度からの難燃剤の選定
2.6.4 相溶性、分散性からの難燃剤の選定
2.6.5 その他
3.各樹脂の難燃化方法
3.1 ポリオレフィン(PP、PE)
3.1.1 ポリオレフィンの燃焼挙動、熱分解挙動
3.1.2 ポリオレフィンに合った難燃剤の選定
3.1.3 ポリリン酸アンモニウム/助剤 系
3.1.4 リン酸アミン塩 複合 系
3.1.5 リン酸エステル/助剤 系
3.1.6 ホスホネート型リン系難燃剤/窒素系ラジカル発生剤 系
3.1.7 水酸化マグネシウム又はアルミニウム/助剤(タルク、赤リン、ナノクレイなど) 系
3.1.8 臭素系難燃剤 系
3.2 ポリスチレン(GPPS、HIPS、ABS)
3.2.1 ポリスチレンの燃焼挙動、熱分解挙動
3.2.2 ポリスチレンに合った難燃剤の選定
3.2.3 HIPS/PPE/リン酸エステル系
3.2.4 HIPS/PPE/ホスホネート型リン系難燃剤系
3.2.5 HIPS/フェノール樹脂/赤リン系
3.2.6 HIPS、ABS/赤リン/膨張黒鉛系
3.2.7 ABS/リン酸エステル系
3.2.8 ABS(共重合)/リン酸エステル系
3.2.9 ABS、HIPS/リン酸エステル/次亜リン酸アルミニウム塩系
3.2.10 HIPS、GPPS/NOR型HALS系難燃剤/リン系難燃剤系
3.2.11 HIPS/St-不飽和カルボン酸共重合体/リン系難燃剤系
3.2.12 HIPS、ABS/臭素系難燃剤系
3.3 ポリカーボネート(PC、PC/ABS)
3.3.1 ポリカーボネートの燃焼挙動、熱分解挙動
3.3.2 ポリカーボネートに合った難燃剤の選定
3.3.3 PC/シリコーン系難燃剤/有機スルホン酸塩 系
3.3.4 PC、PC/ABS/リン酸エステル 系
3.4 ポリアミド(ナイロン6、66、6T)
3.4.1 ポリアミドの燃焼挙動、熱分解挙動
3.4.2 ポリアミドに合った難燃剤の選定
3.4.3 ナイロン6、66/メラミンシアヌレート 系
3.4.4 ナイロン66/ポリリン酸メラミン/GF 系
3.4.5 ナイロン66/有機ホスフィン酸金属塩/GF 系
3.4.6 ナイロン66/有機ホスフィン酸金属塩/ポリリン酸メラミン・亜鉛/GF 系
3.4.7 ナイロン6、66/赤燐 系
3.4.8 ナイロン6、66、6T/ポリマー型臭素系難燃剤 系
3.5 ポリエステル(PET、PBT、PLA)
3.5.1 ポリエステルの燃焼挙動、熱分解挙動
3.5.2 ポリエステルに合った難燃剤の選定
3.5.3 PET、PBT/メラミンシアヌレート 系
3.5.4 PET、PBT/赤燐 系
3.5.5 PBT/有機ホスフィン酸金属塩/GF 系
3.5.6 PBT/有機リン系難燃剤 系
3.5.7 PLA/SiO2-MgO
3.5.6 PET、PBT/ポリマー型臭素系難燃剤
4.添付資料
4.1 各難燃剤の御紹介
4.2 各難燃剤のお問合せ先
□ 質疑応答 □