プラスチック加工の基礎と成形不良対策を学ぶ
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 機械設計 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 職場・自宅 全国どこからでも参加できます。 「ZOOM」を使用します。 |
プラスチック射出成形技術者 必見!
射出成形の専門家が成形不良の原因と対策を詳しく解説!
セミナー講師
加藤 秀昭 氏
加藤技術士事務所 所長
東証一部上場の独立系の精密成形・金型メーカー エンプラスに30年以上勤務。その後、加藤技術士事務所を開設。同所長として、多くのコンサルティング実績、射出成形に関する講演や執筆活動に従事。
専門分野:プラスチック精密射出成形の製品設計、金型設計、製造・品質
保有資格: 技術士(機械部門)
実績:
1)成形加工学会の基調講演「プラスチック光学素子の加工について」
2)プラスチック成形・加工技術のセミナー講演
3)プラスチック専門誌に「導光板の射出成形技術」執筆
4)日本技術士会「高分子材料技術情報交流会」世話役
5)公共研究機関・大学などとの共同研究は各種経験
6)ベンチャー企業、中小企業様などの製品開発支援、製造・生産支援、
品質改善など各種
セミナー受講料
33,000円(消費税込)
セミナー趣旨
多くの企業ではベテラン技術者から若手への技能承継に直面していますが、日々の仕事に追われて、しっかりと技術を学ぶことができていません。若手の技術者を育成していくことは、製造メーカーにとって最も大切な課題の1つですので、まず基本的なことをしっかり学ぶことが必要です。
OJTという言葉もあるように、現場で見て、経験することは大切ですが、その前に基礎的な知識を習得する必要があります。しかし、射出成形技術者として基礎的な教育がされないまま現場で実務を行っている技術者も少なくありません。
そのため、成形不良で品質問題を起こしても正しく対処できずに、繰り返し品質問題を再発させている工場も少なくありません。品質問題を起こさない原点は、技術者として正しい知識を習得しているかということです。
本セミナーでは、射出成形の専門家である講師が、成形不良という視点での射出成形技術の基礎知識、および全18パターンにおよぶ成形不良の原因と対策について詳しく解説します。
セミナープログラム
- プラスチック成形不良の概要
- 成形品不良とその種類
- 成形品の主な不良要因
- プラスチック材料の基本と種類
- プラスチックの基本
- 熱可塑性と熱硬化性の違い
- 結晶性と非晶性の違い など
- プラスチックの種類
- 汎用
- エンプラ
- スーパーエンプラなど
- プラスチックの基本
- 射出成形の基本と原理
- 射出成形技術の基本
- 可塑化・計量工程
- 射出充填工程
- 保圧・冷却工程
- 取出し工程
- 成形不良の原因と対策
- バリ
- ショートショット
- ひけ (シンクマーク)
- 反り・変形
- ウェルドライン
- フローマーク
- ジェッティング
- 気泡 (ボイド)
- シルバーストリーク
- ガス焼け
- 樹脂焼け
- 黒点
- 光沢不良
- 白化 (クラッキング)
- すり傷
- 金型取られ
- 真空密着
- 寸法不良
- 製品設計のポイント
- 寸法不良を考慮した製品設計
- 変形、そりを考慮した製品設計
- 外観不良を考慮した製品設計
- 金型設計のポイント
- 金型構造の基本
- ゲート周りの設計
- ガスベントの考え方
- その他 成形品の離型など