ファインバブルの特性と応用研究 ~ウルトラファインバブルとマイクロバブルの活用~
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学反応・プロセス 機械技術一般 ナノ構造化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
ファインバブル(マイクロバブル/ウルトラファインバブル)の特性・効果・機能から装置技術、測定評価法、各種産業における応用事例など、ファインバブル技術を基礎から学べる内容です!
セミナー講師
安田 啓司 先生 名古屋大学大学院 工学研究科 化学システム工学専攻 准教授 博士(工学)
■ご経歴
1997年 名古屋大学大学院 工学研究科 助手
2002年 名古屋大学 廃棄物処理施設 助教授
2008年 名古屋大学大学院 工学研究科 准教授
2012年 化学工学会 反応工学部会 ソノプロセス分科会 代表
2015年 ファインバブル学会連合 理事
2015年 永井科学技術財団 学術賞
2016年 日本ソノケミストリー学会 副会長
2017、2021年 化学工学会 論文審査貢献賞
2014、2018、2022年 日本ソノケミストリー学会 論文賞
■ご専門および得意な分野・ご研究
化学工学、超音波工学、物理化学
■本テーマ関連学協会でのご活動
・化学工学会
・混相流学会
・日本ソノケミストリー学会
・ファインバブル学会連合
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、 Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
微細気泡「ファインバブル」である「ウルトラファインバブル」(直径:1μm以下)と「マイクロバブル」(直径:1~100μm)について、それぞれの様々な特性、発生器の種類、測定法についてわかりやすく解説します。特にウルトラファインバブルは、水中で数か月以上安定であること、帯電性を制御できること、超音波によって生成・除去できること、水の蒸発や添加によって濃度を調節できることなどから注目を集めています。
応用としてウルトラファインバブルでは、洗浄の実用化例、吸着・脱着・抽出の促進と微粒子合成の最新研究を紹介します。またマイクロバブルでは、着色排水の処理、エマルジョンの分離、ハイドレートの形成などの研究を紹介します。ファインバブルは低環境負荷、安全、クリーン、低コストな方法なので、持続可能な社会形成に向けて、今後の進展が大いに期待できます。
受講対象・レベル
・ファインバブルを使った研究、利用の検討や実施をしている方
・ファインバブルについての興味を持っている方や理解を深めたい方
・ファインバブルに関する最新の研究を知りたい方
習得できる知識
・長寿命・高帯電性など、ファインバブル(ウルトラファインバブルとマイクロバブル)の特性
・ウルトラファインバブルとマイクロバブルの特性を生かした利用方法と、最新研究事例に関する知見
・ファインバブルの様々な発生器、測定法に関する知識
セミナープログラム
1.マイクロバブルの基礎
1-1.マイクロバブルの特性
・上昇速度
・自己加圧効果
・表面電位 など
1-2.マイクロバブルの発生器
・旋回流式
・スタテックミキサー式
・加圧溶解式 など
1-3.マイクロバブルの測定法
2.マイクロバブルの応用
2-1.着色排水の脱色
2-2.エマルジョン排水の油水分離
2-3.ハイドレートの形成促進
3.ウルトラファインバブルの基礎
3-1.ウルトラファインバブルの特性
・大きさ
・濃度
・表面電位
・長期安定性
・濃縮 など
3-2.ウルトラファインバブルの発生器
・超音波式
・旋回流式
・スタテックミキサー式
・加圧溶解式 など
3-3.ウルトラファインバブルの測定法
4.ウルトラファインバブルの応用
4-1.洗浄
・無機塩の洗浄メカニズム
・高速道路での実用化例
4-2.吸着、脱着、抽出の促進
・活性炭への鉛イオン吸着
・土壌からの銅イオン脱着
・植物からの抽出
4-3.微粒子の合成
・金属ナノ粒子の合成
・中空粒子の合成 など
<終了後、質疑応答>
■講演中のキーワード
ファインバブル、マイクロバブル、ウルトラファインバブル、超音波、洗浄、排水処理