【中止】miRNA研究の最新動向とその応用展開
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | ゲノム技術 医薬品技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
マイクロRNAの基本から応用他実用化までの必要知識を、この一回のセミナーで習得!
セミナー講師
北條 浩彦 先生 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 室長 理学博士
■主経歴
平成2年: 九州大学大学院医学系研究科博士課程修了、理学博士取得
平成3年~4年: 東京大学医科学研究所、助手
平成4年~9年: アメリカ合衆国国立衛生研究所(NIH)、国立ガン研究所(NCI)、研究員
平成9年~14年:東京大学大学院医学系研究科、人類遺伝学教室、助手
平成14年~令和5年3月:国立精神・神経医療研究センター、神経研究所、室長
令和5年4月~現在:順天堂大学大学院医学研究科共同研究講座、デジタル指標運動機能研究講座、特任准教授
■専門・得意分野
ヒトを含めた哺乳動物の機能性RNA(マイクロRNA、siRNA(RNAi))の研究
■本テーマに関わる主要著書
1.リアルタイム・デジタルPCR実験スタンダード (編者:北條浩彦)、2022、羊土社、(東京).
2.北條浩彦 (2018) PCRを用いた遺伝子の定量法.ぶんせき 524: 308-314.
3.原理からよくわかるリアルタイムPCR完全実験ガイド(編集:北條浩彦)、2013、羊土社、(東京).
4.リアルタイムPCR実験ガイド(編集:北條浩彦)、2008、羊土社、(東京).
■本テーマ関連の専門学会・協会・団体活動等
日本分子生物学会、日本人類遺伝学会、アメリカ人類遺伝学会、Oligonucleotide Therapeutic Society(OTS)
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、 Zoomでカメラ・マイクが
使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
マイクロRNA(miRNA)は約22ヌクレオチド鎖長の短い機能性RNAであり、ヒトゲノム上には約2,000種類のマイクロRNA遺伝子が見つかっている。このマイクロRNAが調節する遺伝子発現制御は、さまざまな生命現象・生命機能と密接に関わっている。さらに疾患との関連も見つかり、疾患予防、治療法の開発において重要なターゲト分子になっている。
本講座では、マイクロRNAの基本的特徴と機能、その検出法、そしてマイクロRNAと疾患の関係、さらに核酸医薬としての可能性について解説する。
習得できる知識
・マイクロRNAの基本的特徴と遺伝子発現調節機能の理解
・マイクロRNAの検出法:アレイ解析とqPCR解析の違い、そして機能的アッセイの理解
・マイクロRNAと疾患の関係そして応用の可能性につての理解
・細胞外マイクロRNAの理解とその応用の可能性についての理解
セミナープログラム
1.マイクロRNAの特徴
1.1 機能性RNAの種類
1.2 RNA干渉(RNAi)との関係
1.3 マイクロRNAの構造的特徴(-5p、-3pの意味)
1.4 マイクロRNAの発現と機能性RNAになるためのプロセッシング(加工)
2.マイクロRNAの遺伝子発現制御
2.1 マイクロRNAの遺伝子発現制御の特徴
2.2 マイクロRNAの検出方法
2.2.1 マイクロアレイ解析(DNAチップ解析)
2.2.2 qRT-PCR解析
2.2.3 アレイ解析とPCR解析の違い
2.2.4 機能的アッセイ方法
2.3 マイクロRNAが関わる遺伝子発現制御の実例(神経細胞分化過程での発現制御の例)
2.4 組織特異的なマイクロRNAの発現
2.5 生命現象にともなうマイクロRNAの発現変化(老化との関係)
3.マイクロRNAと疾患
3.1 疾患と関連するマイクロRNA
3.2 マイクロRNAの医療応用
4.細胞外マイクロRNA
4.1 細胞外マイクロRNAの発見
4.2 エクソソームとマイクロRNA
4.3 細胞外マイクロRNAの検出方法(検出・解析において注意する点)
4.4 細胞外マイクロRNAと疾患、そして医療応用
(質疑応答)