【中止】機能性色素の基礎から合成・分子設計のポイント、応用展開まで
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学反応・プロセス 電気化学 電子材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
○「機能性色素」の最適な分子設計や新規開発に活かす!
○光物性・電気化学的特性・デバイス物性などの基礎や合成・評価法から、オプトエレクトロニクス・環境・医療分野等への応用展開まで。
セミナー講師
大山 陽介 先生 広島大学 大学院 先進理工系科学研究科 教授
■ご受賞歴(代表的なもの)
1.有機合成化学協会 日産化学工業研究企画賞
2.宇部興産学術振興財団 学術奨励賞
3.有機電子移動化学研究会 有機電子移動化学奨励賞
4.色材協会研究発表会 最優秀講演賞
5.有機合成化学協会中国四国支部奨励賞
6.有機合成化学協会 DIC研究企画賞
7.色材協会創立85周年記念会議 優秀講演賞
8.コニカミノルタ画像科学奨励賞
9.TANAKAホールディングス株式会社 MMS賞
10.広島大学 特に優れた研究を行う若手教員(DR:Distinguished Researcher)に認定
■学会等委員
1.電気化学会 有機電子移動化学研究会 常任幹事
2.日本学術振興会 繊維・高分子機能加工第120委員会 研究委員
3.日本化学会 新領域研究グループ「サステイナブル・機能レドックス化学」グループメンバー
セミナー受講料
【オンライン:見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンライン:見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、 Zoomでカメラ・マイクが
使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
機能性色素(Functional Dye)は、1970年代後半に日本から発生した学術用語であり、光・熱・圧力・磨砕・電場・磁場などの何らかの操作(外部刺激)によって、色調や発光性が変化する・情報を記録する・エネルギー変換を引き起こすなどの新しい機能を発現する分子群である。したがって、機能性色素はオプトエレクトロニクスデバイスや環境分野さらには医療分野に応用できるため、持続可能な開発目標(SDGs)に資する重要な材料群である。
本セミナーでは、機能性色素の合成、色素構造と光物性・電気化学的特性、デバイス物性(外部刺激応答性材料・光電変換・センサー・光増感など)および評価方法に関する知識を学び、それぞれの応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発およびオプトエレクトロニクスデバイス(有機系太陽電池・発光素子)、環境分野(蛍光センサーなど)および医療分野(光線力学的療法)への応用展開について紹介する。
受講対象・レベル
機能性色素の材料研究開発を始めたばかりの方から1~3年程度の若手~中堅の方。
必要な予備知識
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・機能性色素の合成法と分子設計
・機能性色素の構造と光物性・電気化学的特性の関係
・機能性色素を用いたオプトエレクトロニクスデバイス・光学応答性センサー・光線力学的療法
など
セミナープログラム
1.機能性色素とは
1.1 色素の変遷と分類
1.2 機能性色素の合成
1.3 機能性色素の物性
1.4 機能性色素の分子設計
1.5 機能性色素の応用例
2.機能性色素の光物性と電気化学的特性
2.1 光吸収スペクトル
2.2 蛍光・りん光発光
2.3 励起エネルギー移動と電子移動
2.4 酸化還元およびHOMO・LUMO
2.5 経験値と分子軌道計算による分子設計
3.情報記録用色素
3.1 感圧記録用色素
3.2 感熱記録用色素
3.3 インクジェット用色素
3.4 レーザー(光)記録用色素
4.情報表示用色素
4.1 カラーフィルター用色素
4.2 フォトクロミック色素
4.3 サーモクロミック色素
4.4 ピエゾ・メカノクロミック色素
4.5 ソルバトクロミック色素
4.6 蛍光ソルバトクロミック色素
4.7 エレクトロクロミック色素
4.8 液晶表示用(ニ色性)色素
4.9 有機エレクトロルミネッセンス(EL, OLED)用色素
5.外部刺激応答性の機能性色素の分子設計と物性:メカノフルオロクロミック色素
5.1 固体発光性
5.2 分子間相互作用の制御
5.3 メカノフルオロクロミズム
5.4 結晶とアモルファス
5.5 理論的考察
6.分子認識能を有する機能性色素の分子設計と物性:蛍光性水センサー
6.1 ホスト・ゲスト
6.2 分子間相互作用
6.3 分子認識と光吸収・蛍光特性
6.4 蛍光性水センサー
7.光電変換用の機能性色素の分子設計と物性:色素増感太陽電池用光増感色素
7.1 光電流・光起電圧
7.2 電子移動の最適化
7.3 分子配列・配向性の制御
7.4 電極と色素間の相互作用
7.5 耐久性
8.一重項酸素を発生する機能性色素の分子設計と物性:光線力学的療法用光増感色素
8.1 一重項酸素の発生機構
8.2 一重項酸素発生の評価法
8.3 色素骨格と一重項酸素発生
<質疑応答>
*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。