UV塗料の基礎知識と今後の塗料設計【アーカイブ配信】
開催日 |
0:00 ~ 23:59 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 塗装・コーティング |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
このセミナーはアーカイブ配信です。配信期間中(2023年7月3日~7月14日)は、いつでも何度でも視聴できます!
セミナー講師
元・藤倉化成(株) コーティング事業部 技術部 大原 昇 氏
【略歴】
1978年 山形大学 大学院 工学研究科 高分子化学科 修了
同年 藤倉化成(株) 入社
※1981年 工業技術院 繊維高分子研究所にて市村國宏先生(元東京工業大学教授)に師事
2004年 同社 コーティング事業部 技術部長
2010年 英国子会社 Fujichemsonnebornに出向
2014年 同社 R&D Director
2018年 藤倉化成(株) コーティング事業部 技術部 部長に帰任
2019年 藤倉化成(株) 退職
現在、UV塗料関係の講演やコンサルティングなどの活動を行っている。
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
本セミナーは、約4時間30分の講演を収録したアーカイブ配信セミナーです。
2023年7月3日(月)~7月14日(金)の期間中、いつでも何度でもご視聴いただけます。
【アーカイブ配信セミナーの申込・受講手順】
1)このHPから参加申込をしてください。
2)申込後、受理のご連絡メールをさせていただきます。また請求書を郵送いたします。
3)視聴開始日までにセミナー資料(PDF形式)と閲覧用URLをお送りさせていただきます。
※申込者以外の視聴はできません。録音・録画などの行為を固く禁じます。
※配布資料の無断転載、二次利用、第三者への譲渡は一切禁止とさせていただきます。
セミナー趣旨
塗膜の本来の役割は「素材の保護」、「美観の付与」、機能付加による「付加価値の付与」といわれている。そして、塗料形態により塗膜はいろいろなメカニズムにより形成されるが対象となる機材よりも薄膜で本来の役割を確実なものにするためには、基材に対する良好な付着性が最重要機能と考える。
その付着性はファンデルワールス力によるものであり、付着性は基材に対する「濡れ性」、「塗膜内歪」、塗膜成分の基材物質との「親和性」などに影響される。また、得られた塗膜のSS(Stress and Strain)曲線により表すことができ、「強度」と「伸び」を併せ持つフィルムが塗膜としては好ましい。
次いで、UV塗料設計に関する基礎知識として、ラジカルタイプのUV塗料の構成物(樹脂、開始剤、その他添加剤)について紹介するとともに、硬化に必要な光源、塗装方法なども若干触れる。また、UV塗料の特性を生かした蒸着ベースコートと屋外仕様のハードコートを紹介し、屋外仕様のハードコートに関しては耐候性処方が重要であると考え、PC素材用の塗料設計工程を説明する。
最後に、今後の塗料設計に関してSDGsをもとに環境対策として炭酸ガスを取り上げ、日本塗料工業会の指針に沿った今までの環境対応を紹介するとともに、炭酸ガス対応としてバイオ原料について紹介する。また、今後の製品開発には人に対しても優しくなければならないとの観点から安全性に関する各国の法規を紹介する。
受講対象・レベル
塗料開発に携わる技術者もしくは研究者の初心者の方。
習得できる知識
・塗料の基礎知識
・UV塗料樹脂の基礎知識
・UV硬化の基礎知識
・耐候性処方の注意点
・今後の塗料開発の留意点
など、塗料設計とその周辺の基礎知識を学べます。
セミナープログラム
1.塗料の基礎知識
1-1.塗料の役割
1-2.塗料機能の最重要項目
1-3.塗膜の付着性
1-4.塗料の濡れ性
1-5.各種塗料の塗膜形成概念
1-6.塗料の表面張力と付着低下要因
1-7.塗膜強度の概念
2.UV塗料概論
2-1. UV塗料の種類と特徴
2-2. UV塗料の構成物
2-3. UV塗料の樹脂
2-4. UV塗料の添加剤
2-5. UV塗料の反応
2-6. UV塗料の開始剤
2-7. UV塗料のその他成分
2-8. UV塗料の光源
2-9. UV塗料の塗装方法
2-10. UV塗料の設計(蒸着仕様)
2-11. UV塗料の設計(屋外仕様ハードコート)
2-12. 高硬度ハードコート(ガラス代替)
2-13. 抗ウィルス機能と安全性
3.今後の塗料設計の留意点
3-1. SDGs
3-2. 今までの環境対応設計
3-3. 温室効果ガス
3-4. バイオプラスチックとバイオマスプラスチック
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