ラマン分光の基礎と高分子材料評価への応用【アーカイブ配信】
開催日 |
0:00 ~ 23:59 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 分析・環境化学 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
このセミナーはアーカイブ配信です。配信期間中(2023年6月13日~6月23日)は、いつでも何度でも視聴できます!
セミナー講師
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 准教授 博士(理学) 比江嶋 祐介 氏
【専門】高分子物理、分光物性計測
【略歴】
2004年3月 京都大学大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 博士後期課程修了
2004年4月 独立行政法人産業技術総合研究所 東北センター 産総研特別研究員
2006年1月 国立大学法人金沢大学 大学院 自然科学研究科 助手
2007年4月 同 助教
2008年4月 国立大学法人金沢大学 理工研究域 自然システム学系 助教(改組による)
(2010年3月~2011年2月 米国インディアナ州ノートルダム大学 客員研究員)
2018年4月 国立大学法人金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 准教授
【主な学会活動】
・マテリアルライフ学会 常任理事
・化学工学会 基礎物性部会 幹事
セミナー受講料
44,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合33,000円、
2名同時申込の場合計44,000円(2人目無料:1名あたり22,000円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
本セミナーは、約2時間40分の講演を収録したアーカイブ配信セミナーです。
2023年6月13日(火)~6月23日(金)の期間中、いつでも何度でもご視聴いただけます。
【アーカイブ配信セミナーの申込・受講手順】
1)このHPから参加申込をしてください。
2)申込後、受理のご連絡メールをさせていただきます。また請求書を郵送いたします。
3)視聴開始日までにセミナー資料(PDF形式)と閲覧用URLをお送りさせていただきます。
※申込者以外の視聴はできません。録音・録画などの行為を固く禁じます。
※配布資料の無断転載、二次利用、第三者への譲渡は一切禁止とさせていただきます。
セミナー趣旨
高分子材料の諸物性は、ひも状の長い高分子鎖がランダムな溶融状態から固化する際に自発的に形成される高次構造に支配されることが知られています。赤外分光法に代表される振動分光法は、高分子鎖の配向、応力負荷、コンホメーションなどの微視的な構造状態を非破壊にて測定可能であり、高分子成形体の評価に広く用いられています。また、固化や延伸などの過程のその場測定にも適用可能なので、構造形成や破壊の機構解明を行う上での強力なツールであると言えます。
本セミナーでは、分光法や高分子物性の基礎から、ラマンおよび赤外分光法の高分子構造の評価への応用までを解説します。
受講対象・レベル
樹脂メーカー、成形加工メーカー、プラスチック各種製品の研究開発・生産製造・管理に携わる方(初心者から中級者まで)。
習得できる知識
・分光法の基礎
・高分子材料における構造および物性の評価
・ラマン分光および赤外吸収分光を用いた高分子材料の分子構造評価
セミナープログラム
1.分光法の基礎
(1) 電磁波を用いた各種分析方法
(2) 光と物質の相互作用 – 透過・吸収・散乱
(3) 振動分光法の基礎
(4) 偏光について
(5) ラマン分光法と赤外分光法
2. 高分子材料の構造と物性
(1) 高分子の1次構造と高次構造
(2) 高分子固体における階層構造
(3) 力学物性と固体高分子構造の関係
3. ラマン分光および赤外吸収分光を用いた高分子材料の評価
(1) ピーク強度を用いたコンホメーションの評価
(2) ピークシフトを用いた応力負荷状態の評価
(3) 偏光測定を用いた分子配向評価
(4) マッピング
4. 高分子材料評価への応用 − その場ラマン分光測定を中心に
(1) その場ラマン分光測定装置
(2) 加熱によるモルホロジー変化の観察
(3) 延伸による微視的構造変化のその場観察
(4) 熱劣化のその場観察
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