自己修復材料の基礎と構造およびイオンゲル材料の特性と応用

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:45 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 高分子・樹脂材料   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

本セミナーでは自己修復材料を設計する際に必要な基礎知識から解説!
更に、近年注目されているイオンゲル材料のメカニズムから応用可能性まで解説します! 

【アーカイブ配信受講:9/1(金)~9/11(月)】を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー講師

◆第1部 
宇都宮大学 工学部 准教授 博士(理学)為末 真吾 氏

【ご専門】高分子材料開発

◆第2部 
国立研究開発法人物質・材料研究機構 高分子・バイオ材料研究センター
独立研究者 博士(工学) 玉手 亮多 氏

【ご専門】高分子材料

略歴の詳細は下記ご参照ください。
https://researchmap.jp/ryotatamate

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
  メールまたは郵送でのご案内となります。
  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料はPDFにてお送りいたします。※紙媒体での配布はございません。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

【第1部】
 近年、環境や資源の保護のため、長期間、性能を維持した材料の開発が求められています。これらの長寿命な材料開発するための一つの手段として、自己修復材料に注目が集まっています。例えば自己修復材料を利用することで、かすり傷を自動的に修復する車などのコーティングに利用することができます。また、生体に利用可能な材料として、傷を自動的に修復する人工皮膚などへ利用することも考えられています。
 このような背景から、自己修復材料はこれまでに様々な構造を利用したものが報告されてきました。本セミナーでは、過去に報告されてきた自己修復材料がどのような構造を持っているかを説明します。さらにそれぞれの自己修復材料の持つ長所や短所を、自己修復材料の構造と絡めて説明します。
 本セミナーによって、受講者の方々が自己修復材料を設計する際に必要な自己修復材料の基礎的な知識を得ることを目標とします。

【第2部】
 カチオンとアニオンのみから構成され室温で液体となる「イオン液体」は、高いイオン伝導性、不揮発性、不燃性、熱・電気化学的安定性など従来の分子性液体にない優れた性質を示します。
 本セミナーではイオン液体の基礎的な特性と応用、更に高分子とイオン液体の複合化により得られるソフトマテリアル「イオンゲル」に関して紹介します。さらに、近年注目されている自己修復性を持ったイオンゲル材料の進展を概説します。特に、我々が開発した化学的アプローチと物理的アプローチという異なるメカニズムを利用した自己修復性イオンゲルを題材に、自己修復性メカニズムや力学特性、応用可能性に関して詳細を解説します。

受講対象・レベル

【第1部】
高分子材料に関する業務に携わって2〜3年の若手技術者や新人の方、本分野に興味ある方。

【第2部】
イオン液体や高分子ゲル、自己修復材料に興味のある方

習得できる知識

【第1部】
自己修復材料の構造や特徴についての知識が得られ、材料開発の際に役立てることができる。

【第2部】
イオン液体、イオン液体と高分子からなるゲル材料、および自己修復高分子材料の基礎知識、自己修復性を持ったイオンゲル材料の最近の進展

セミナープログラム

第1部 化学結合・物理結合を用いた自己修復材料の仕組みと材料開発

1.自己修復材料とはなにか?

2. 化学結合などを用いた自己修復材料
    2-1. カプセルを用いた自己修復材料と仕組み   
    2-2. 動的共有結合を利用した自己修復材料と仕組み

3.  物理結合を用いた自己修復  
    3-1. 静電相互作用を利用した自己修復材料と仕組み
    3-2. 配位結合を利用した自己修復材料と仕組み
    3-3. ホストゲスト相互作用を利用した自己修復材料と仕組み
    3-4. 水素結合を利用した自己修復材料と仕組み
    3-5. その他の自己修復材料

4.将来の自己修復材料の展望とまとめ

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第2部 イオン液体と高分子からなる自己修復性ソフトマテリアル

1.イオン液体とは
 1-1 イオン液体の性質
 1-2 イオン液体の分類
 1-3 イオン液体の応用

2.イオン液体と高分子の複合化によるソフトマテリアル創製
 2-1 イオン液体中の高分子
 2-2 イオンゲル
 2-3 イオンゲルの高機能化

3.自己修復性イオンゲル
 3-1 化学的アプローチを利用した自己修復性イオンゲル
 3-2 物理的アプローチを利用した自己修復性イオンゲル
 3-3 今後の展望

スケジュール
13:00~15:00 第1部
15:00~15:15 休憩
15:15~16:45 第2部

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