【後半】実習でつかむ幾何公差の基礎講座 ~ここまで知れば積極的に使いたくなる~
開催日 | オンデマンド |
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収録時間 | 68分 |
主催者 | 株式会社産業革新研究所 |
キーワード | 機械設計 製品・技術規格 |
開催エリア | 全国 |
「なぜ幾何公差が必要なのか?どこまで理解していたかを知ろう」
製造分野で海外との取引は当たり前の時代です。世界中のだれが読んでも描いても同じ解釈ができる図面でなければなりません。見逃すと大きく利益を損なう恐れがあります。
この講座では幾何公差の定義をひとつずつわかりやすく解説します。今までなんとなく使っていた、曖昧さを残しながら使っていた、ということが正しかったのか誤っていたのかがよくわかります。
セミナー講師
【講師名】北條 恵司 氏
【肩書】国立研究開発法人 産業技術総合研究所 招へい研究員
セミナー受講料
13,750円(税込)
※ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!
- 視聴期間は受講開始日より2週間です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はpdfで配布いたします。
- このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法はプロフィール内にあります専門家の「コーディネーター」に問合せからお願い致します。
セミナー趣旨
製造業に携わる方は全員理解していただかないといけない内容です。
- 加工製造担当⇒幾何公差および図面を正確に読まないと製造できない。
- 検査担当⇒どのように検査し,合否判定すればよいかわからない。
- 設計担当⇒自分の設計意図を正確に相手に伝えられない。
- 購買担当⇒図面を見ても加工コスト(難易度)がわからない。
この講座ではこれらの問いに対して一定の解を得ることができます。
また今までは「幾何公差のたくさん入った図面は…頭が痛くなってきた」という方でも、講座を最後まで聞くとこのような図面を見ても「ふ~ん、そういうことがいいたいのか。」というように変わっています。
本講座の特徴は「わかりやすいこと」です。自身の経験から、わからないで時間を過ごすことほどつらいことはありません。課題演習を通して感覚的にも理解できるように心がけました。
受講対象・レベル
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設計部門のフレッシュマン
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幾何公差のあいまいな点を明確にしたい方
必要な予備知識
- 基本的な機械製図法をおおよそ理解している
習得できる知識
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幾何公差の正確な読み方使い方
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コストダウンのための幾何公差の使い方
セミナープログラム
【前半】はこちら
Ⅰ. 幾何公差はなぜ必要なのか
1.世界との取引き、そのとき図面の信頼性を向上する
2.コスト削減と品質向上のためにできること
Ⅱ.幾何公差の概要
1.寸法公差と幾何公差の「独立の原則」
2.かくれた普通幾何公差を知る
Ⅲ.幾何公差の定義と解釈、使い方(JIS,ISOの解説)および検査方法
1.データム、記入枠、公差域、形態への指示方法など
2.形状公差(真直度、平面度、真円度など)の解説
3.姿勢公差(平行度、直角度、傾斜度など)の解説
4.位置公差(位置度、同心度、同軸度など)の解説
5.振れ公差(円周振れ、全振れ)の解説
【後半】本セミナーはここからです。
Ⅳ.寸法と幾何公差の特別な関係
1.包絡の条件「マルE対米図面」、演習問題
2.JIS、ISO、ASMEの関係および具体的な違いについて
3.コストダウンに効いてくる最大実態公差方式「マルM」演習問題
Ⅴ. 幾何公差を使うときのチェックポイント
Ⅵ.公差値の理論的計算方法(公差設計、公差解析)の基礎演習問題