エポキシ樹脂の基礎と配合技術、使用時のトラブル対策
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | シーエムシー・リサーチ |
キーワード | 生産工学 高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
野村 和宏 氏 NBリサーチ 代表
【講師経歴】
1990年 京都工芸繊維大学 高分子学科 修士課程修了
同年 長瀬チバ(現ナガセケムテックス)に入社 在職中は半導体封止材、絶縁封止材、CFRPマトリックス、各種接着剤などの変性エポキシ樹脂製品の開発業務に従事
2018年 ナガセケムテックスを退職
2019年 NBリサーチ設立 封止材や接着剤に関する技術コンサルタント
セミナー受講料
55,000円(税込)
* 資料付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
セミナー趣旨
エポキシ樹脂は耐熱性、耐湿性、絶縁性、強度、接着など様々な面で優れた特性を有しているため建築用途から航空宇宙、自動車、家電、半導体まで幅広い用途で使用されている。もちろん各分野で要求される特性もレベルも異なっているためエポキシ樹脂の設計においては非常に多くの原料の選択肢が必要となり、管理すべき項目も多岐に渡っている。またエポキシ樹脂は硬化に化学反応を伴うため取り扱いにおいても十分な注意が必要である。
本講義ではまずエポキシ樹脂の設計に関する基礎技術を押さえた上でそれぞれのアプリケーションで必要な特性とレベル、設計手法を説明した後に演者の長年の経験から得た発生しがちな不具合についての原因究明、対処法についても紹介し、最後に最新の技術動向についても触れたい。これからエポキシ樹脂を扱う技術者にもエポキシ樹脂を扱いなれた技術者にも良い気付きになれば幸いである。
受講対象・レベル
エポキシ樹脂の変性品開発を行う技術者、変性エポキシ樹脂を使用する技術者
習得できる知識
エポキシ樹脂の基礎、エポキシ樹脂の配合技術、エポキシ樹脂の設計および使用時のトラブル対策、エポキシ樹脂の技術トレンド
セミナープログラム
1.エポキシ樹脂の基礎
1-1 エポキシ樹脂の合成法
1-2 エポキシ樹脂の種類と特長
1-3 構造による物性の変化
2. 硬化剤の基礎
2-1 アミン系硬化剤
2-2 酸無水物系硬化剤
2-3 フェノール系硬化剤
2-4 その他の硬化剤
3. 添加剤の基礎
3-1 カップリング剤の種類と役割
3-2 反応性希釈剤、非反応性希釈剤の使い分け
3-3 無機フィラーの用途別の使い方
3-4 低応力化剤の種類と選択法
4. エポキシ樹脂の製造法と設備
5. エポキシ樹脂の応用分野と要求特性
5-1 接着剤
5-2 CFRPマトリックス
5-3 絶縁封止材
6. エポキシ樹脂の評価法
6-1 粘性評価
6-2 反応性評価
6-3 熱特性評価
6-4 電気特性評価
6-5 強度評価
7. エポキシ樹脂の設啓・使用時のトラブル
7-1 不純物によるトラブル
7-2 硬化性のトラブル
7-3 吸湿によるトラブル
7-4 ボイドに関するトラブル
8. アプリケーション別の設計技術
8-1 接着剤の設計
8-1-1 接着理論
8-1-2 被着体の表面処理
8-1-3 接着性を改善するための設計
8-2 封止材の設計
8-2-1 残留応力に対する対応
8-2-2 リフロープロセスでのクラック、剥 離
8-3 CFRPマトリックスの設計
8-3-1 含浸性
8-3-2 CFとの密着性
9. エポキシ樹脂の技術トレンド
9-1 超高耐熱樹脂
9-2 高周波への対応(低誘電)
9-3 リサイクル
9-4 バイオマスエポキシ
※ 適宜休憩が入ります。