技術戦略を企業成長エンジンとして機能させる

33,900 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード 事業戦略   技術マネジメント総合   技術ロードマップ
開催エリア 全国

〜技術ロードマップによる事業と技術の二軸同時革新を含めて〜

開催日:2023年 5月 22日(月)

セミナー講師

木村 壽男(きむら ひさお) 氏  株式会社日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント

1983年3月 京都大学農学部食品工学科 卒業後、企業の研究所勤務を経て、1997年に(株)日本能率協会コンサルティング入社。「技術を核とした経営革新」をメインテーマとし、企業ビジョン・戦略の策定とその実現に向けた研究開発革新、新製品開発力強化、事業戦略・技術戦略策定の分野でのコンサルティング、研修、講演を行っている。(2004〜2013年 京都大学 産官学連携本部 産官学連携フェロー) (兼務)(2010〜2015年 青山学院大学大学院理工学研究科・非常勤講師(研究開発特論)) (〃)代表図書に「研究開発を変える」(同友館、2020年)がある。

セミナー受講料

1名につき 33,900円(税込)同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 3時間28分 テキストデータ(PDFデータ)つき

※プレミアム会員様(招待券含)も通常の受講料が発生致します。

■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。

セミナー趣旨

技術戦略は「失われた30年」の中で、多くの企業でうまく機能してきませんでした。バブル経済崩壊以降の、短期的利益重視による「事業の選択と集中」、新規事業投資への消極姿勢等、技術戦略の「必要性への認識」が企業経営の中で減退したことがその最大の理由であると考えます。しかし、日本及び日本企業が持続的な成長軌道を築き進んでいくためには技術戦略は極めて重要な経営テーマです。決して技術に始まり技術に終わる戦略ではなく、事業と技術の二軸同時革新を基本コンセプトとした技術戦略の再構築と実践が求められています。本セミナーでは、企業・事業ビジョン構想を羅針盤としつつ、事業戦略と技術戦略をコンカレント(同時並行)に策定していくプロセスを具体的事例を含め詳細に解説いたします。

習得できる知識

1.技術戦略の定義・位置づけ2.今求められる技術戦略の基本コンセプト3.技術戦略の詳細な策定プロセス

セミナープログラム

1.「科学技術立国」の道が遠のいている (1)日本の科学技術力の低下傾向 (2)科学技術力を支える日本の経済的地位の低下 (3)日本企業の成長力不足 -財務的堅牢性が高まる一方で (4)“イノベーションのジレンマ” 状態2.技術を核に企業成長・事業成長を実現している企業の存在 (1)ソニーグループ(AFEELA他)、日立製作所・LUMADA (2)中外製薬・第一三共 (3)富士フイルム・ヘルスケア事業、東レ・炭素繊維事業、本田技研工業・HondaJet3.今求められる技術戦略とは (1)技術戦略とは (2)なぜ、技術戦略がこれまで機能してこなかったのか (3)今求められる技術戦略のコンセプト(意義・役割、重要ポイント) (4)技術戦略策定の基本プロセス -事業と技術の「二軸同時革新」4.技術戦略の羅針盤となる企業・事業ビジョン構想 (1)外部事業環境分析(マクロ/ミクロ) (2)事業分析(ポートフォリオ分析等) (3)“SWOT”の抽出 (4)10年先を見据えた事業成長ビジョン構想5.技術戦略の礎となる未来志向の技術の棚卸しと評価 (1)未来に向けた有望新技術の抽出 (2)既存技術の棚卸しと体系化 (3)技術の評価(基盤度、競争優位性、成長性) (4)技術ポートフォリオの作成による戦略技術(未来コア技術他)の設定6.技術戦略の価値を高める、技術を核とした新製品・新事業テーマ創造 (1)狙いの新規事業分野における有望新製品・新サービス、主要ニーズ探索 (2)上記探索結果と戦略技術の“融合”による新製品・新事業アイデア創出 (3)テーマ評価を通じた重点テーマ設定 (4)重点テーマの事業化構想・企画7.技術戦略の具体化 〜技術ロードマップ再生とテクノロジープラットフォーム (1)技術ロードマップの現在の問題と改善・改革方向 (2)新製品・新事業展開シナリオを描く (3)同シナリオ実現に不可欠となる技術を抽出と期待水準を明確化(技術の仮想カタログ) (4)テクノロジープラットフォーム構想 等8.戦略検討体制の事例