ビジネスの実務で役立つ技術契約の基礎知識と実例
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 企業法務 知的財産マネジメント |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
契約書の書き方や構成といった基礎から秘密保持、
共同研究/出願から製造委託契約、特許ライセンス契約など解説!
各契約ごとのチェックリストやサンプルも配布
2月21日『英文契約書の基礎と実務のポイント』とセットで受講が可能です
セミナー講師
黒田法律事務所 パートナー弁護士 吉村 誠 先生
■ご略歴:
1997年 司法試験合格
1998年 京都大学工学部建築学科卒業
2000年 黒田法律事務所入所(日本弁護士連合会登録・東京弁護士会登録 (52期))
■専門および得意な分野・研究:
知的財産権全般。
特に、特許侵害訴訟、特許無効審判、特許審決取消訴訟及び職務発明訴訟等の代理、ライセンス、共同研究開発及び共同出願等の契約書の作成及び交渉、職務発明規程等の作成。
セミナー受講料
『ビジネスに役立つ技術契約(2月20日)』のみのお申込みの場合
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
『英文契約書の基礎と実務のポイント(2月21日)』と合わせてお申込みの場合
(同じ会社の違う方でも可※参加される方のお名前を備考欄に記載下さい)
1名72,600円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
※備考欄に「英文契約書の基礎と実務のポイント(2月21日)」とセットで受講とご記入ください
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき61,600円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
※ご連絡
当セミナーの会場では、現金による受講料支払いを休止させていただくこととなりました。
現金にてお支払い希望の方は、コンビニエンスストアにてお支払いできる用紙をご送付申し上げますので、お近くの店舗にてお支払い頂けましたら幸いです。尚、領収証をご希望の方は、コンビニ支払い時に発行される振込受領書と引き換えにて発行させて頂きます。
セミナー趣旨
契約は、ビジネスのあらゆる場面で必要となってきます。そのため、契約について、正しい知識を身につけることで、円滑なビジネスが可能となるばかりか、自社のリスクを回避・軽減できることにもなります。実際のトラブルを見ても、契約書を作成しておけば回避できたもの、契約書の規定が不十分であったために生じたものが多数ありますし、しっかりした契約書を作成したために有利な解決ができた事例もあります。
本セミナーでは、契約書の構成や書き方といった契約の基礎を解説するとともに、秘密保持契約、共同研究開発、共同出願契約、製造委託契約、特許ライセンス契約というビジネスで頻出の技術契約について、各条項の背景となる法律条文、契約書の雛形や、当事者毎の視点の条項例を示すことで、契約当事者毎の有利・不利という視点や、ビジネス上のポイントや注意点について、裁判例や事例を交えながら、分かりやすく説明します。基礎知識を身につけたい初心者の方から、実務上のポイントを整理したい実務経験豊富な方まで、幅広く学んでいただけます。
受講対象・レベル
・法務・知財・総務に携わる方
・契約業務に携わる方、今後携わる予定の方
・契約についての知識を身に着けたい方
・その他本テーマにご興味のある方
必要な予備知識
・特に必要な予備知識はございません
習得できる知識
・契約についての基礎知識
・契約書作成のポイント注意点
・契約をめぐるトラブルの解決策
・実務で頻出の技術契約書の雛形及び条項例
★過去、本セミナーを受講された方の声(一例):
・大変勉強になりました。ありがとうございました。
・丁寧なご説明でわかりやすく、非常にためになりました。
・とてもわかりやすく、実務にも有用と思いました。
・事例が多く、業務に有益だと思いました。
・サンプルの契約書を見ながら解説を聞くことができ、理解がより深まりました。
・契約書サンプルを今後参考にさせていただきます。
・実務で行っていない共同研究や特許ライセンス契約の話を聞けて良かったです。
・わかりやすく、活用しやすい資料を多数用意して頂き誠にありがとうございました。
・契約書のサンプルにケース別の事例を記載してあり、とてもわかりやすかった。
・多くの事例を使って説明してもらえたのがとてもよかった。
セミナープログラム
第1.契約の基礎知識
1.契約とは何か、契約書とは何か
2.書面化する意味
3.契約の成立要件・成立時期
4.契約の効力と契約自由の原則
5.契約当事者に関する問題
6.形式面のチェックの重要性
第2.契約書作成の基本的事項
1.契約締結前にするべきこと
(1)事前の調査
(2)ビジネスの枠組みの把握
(3)弁護士の活用
2.契約書の構成
(1)契約書特有の用語、略称
(2)表題と前文
(3)本文の一般的な構成要素
(4)日付、署名、押印、通数
(5)契印・割印、加除訂正
(6)契約書と収入印紙の関係
3.契約書作成時の注意点とポイント
(1)基本的条件の特定
(2)契約で記載してはいけないこと
(3)リスクの発見と検討のポイント
(4)チェックシートの活用
第3.各種契約の検討
1.秘密保持契約
(1)秘密保持契約とは何か
(2)秘密保持契約を巡るリスク
(3)秘密保持契約で検討するべき主要条項例と留意点
2.共同研究開発契約
(1)共同研究開発契約とは何か
(2)共同研究開発契約を巡るリスク
(3)共同研究開発契約で検討するべき主要条項例と留意点
3.共同出願契約
(1)共同出願契約とは何か
(2)共同出願契約を巡るリスク
(3)共同出願契約で検討するべき主要条項例と留意点
4.製造委託契約
(1)製造委託契約とは何か
(2)製造委託契約を巡るリスク
(3)製造委託契約で検討するべき主要条項例と留意点
5.特許ライセンス契約
(1)特許ライセンス契約とは何か
(2)特許ライセンス契約を巡るリスク
(3)特許ライセンス契約で検討するべき主要条項例と留意点
第4.契約をめぐり想定されるトラブル及び注意点
1.秘密情報の流用・漏洩を巡るトラブルと注意点
(1)契約締結前に提供した技術情報が流用された事例
(2)相手方の従業員が秘密情報を漏洩した事例
(3)製造委託先が秘密情報を特許出願した事例
2.既存特許・ノウハウを巡るトラブルと注意点
(1)受領したノウハウと自社のノウハウが混同してしまった事例
(2)ノウハウを特定せずに開示してしまった事例
(3)共同研究開発中、相手方から既存特許の共有化やライセンスを要求された事例
3.特許出願等を巡るトラブルと注意点
(1)共同研究開発の相手方が単独で特許出願した事例
(2)ライセンシーが改良技術を特許出願して対価を要求してきた事例
4.特許保証責任を巡るトラブルと注意点
(1)特許保証条項を規定しても保証責任違反を問えなかった事例
(2)ライセンサーに対して特許保証責任を追及してきた事例
5.ロイヤルティを巡るトラブルと注意点
(1)特許の一部消滅によりロイヤルティの減額を要求された事例
(2)特許の無効等を理由にロイヤルティの返還を要求された事例