化粧品の開発から製造段階でのパラメータ設計と品質トラブル対応

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化粧品・医薬部外品技術   パラメータ設計(ロバスト設計)   損失関数/許容差設計
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

☆化粧品の開発から製造管理の各段階での制約条件や注意事項に着目して、解決手段としての手法を提案する ☆パラメータ設計や許容差設計の手順とは?

【アーカイブ配信:11/2~11/10(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

(株)ウテナ 常務執行役員 開発統括部 技術顧問 深澤 宏 氏【ご専門】タグチメソッド、化粧品GMP、品質管理、技術開発【ご略歴・ご活躍】 昭和52年4月 株式会社小林コーセー(現株式会社コーセー)入社 平成04年7月 株式会社アルビオンに転籍 平成29年4月 株式会社ウテナへ(現職:常務執行役員 開発統括部長)入社【資格等】甲種危険物、有機溶剤主任者、品質管理検定1級,公害防止管理者水質4種,技術士(経営工学部門)等【活動】粧工会常任理事会委員,品質工学会代議員,日本品質管理学会会員,日本技術士会会員,品質工学フォーラム埼玉顧問

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 最近医薬品業界で品質問題が多発している。日本品質管理学会ではこの問題を危惧して、「「品質立国日本再生」に向けての提言」を配信した。 この中で設計開発の重要性が示唆され、「新製品・新サービス開発管理の指針」を参照するとよいと示した。 本セミナーでは、化粧品の開発から製造管理の各段階での制約条件や注意事項に着目して、解決手段としての手法を提案する。 1.ライフサイクル全体で頑健な設計を行う 2.QbDのためにパラメータ設計を活用する 3.損失関数を用いて公差(許容差)設計を行う 4.フィードバック制御を用いてオンライン品質管理を行う 5.それでも発生する市場トラブルには失敗学の活用により再発を防止する化粧品製造業者、製造販売業者がこれからも世界に誇れる優秀な化粧品の製造販売を実現するための有効な講座である。講義の中でタグチメソッドと失敗学の活用を学び,Quality Cultureを醸成する。

セミナープログラム

 1. 日本の製造業と化粧品製造業の実態  1-1 日本の製造業の衰退  1-2 化粧品業界の実態  1-3 私の実体験より(自主回収の責任者として)  1-4 化粧品GMPとGQPの関係(守備範囲)  1-5 製・販分離の弊害

 2. 何故今品質文化(Quality Culture)なのか  2-1 Quality Cultureの重要性  2-2 品質管理学会からの提言-品質立国日本再生-  2-3 品質工学会(JSQE)椿会長の言葉

 3. 失敗学を用いた再発防止  3-1 失敗学とは  3-2 失敗の定義(人間の行動)  3-3 失敗分析のフレームワーク  3-4 失敗学活用の肝

 4. FDAのプロセスバリデーションステップ(ライフサイクル全体で品質を保証する)  4-1 ライフサイクル全体で頑健な設計を行う      ・ 設計段階,製造段階,市場段階のすべてにおいて頑健な設計が重要  4-2 Quality by designの考え方     ・ ICH Q-8「製剤開発に関するガイドライン」の考え方であるQbDをどのように捉えて設計するかを理解する

 5. パラメータ設計の概要  5-1 パラメータ設計の戦略   5-2 段階設計法の基本を理解する  5-3 基本機能と目的機能     ・ 機能には「基本機能」と「目的機能」がある  5-4 機能性の評価とSN比     ・ 機能性を評価するための方法とSN比の考え方を理解する  5-5 L18直交表を用いたパラメータ設計     ・ 実験計画法とタグチメソッドを理解する

 6. 化粧品のパラメータ設計  6-1 口紅の基本機能(事例検討)     ・ 口紅の成形工程の基本機能に着目して,成形工程の最適化を実現する  6-2 超音波シールの技術開発(事例検討)     ・ 化粧品チューブ製品シール工程の技術開発を実現する

 7. 化粧品品質の許容差設計  7-1 損失関数     ・ 品質をコストで評価する「損失関数」を理解する  7-2 品質とコストの最適化     ・ 損失関数を用いて,品質とコストの最適化(総合コスト最小化)を目指す  7-3 検査規格の設計      ・ 化粧品の検査規格をどのように設定したらよいかの理解する

 8. 成形工程のオンライン品質管理  8-1 プレス成形工程の概要     ・ 化粧品ファンデーションのプレス工程を理解する  8-2 成形工程の硬さを用いたフィードバック制御     ・ ファンデーションの「硬さ」特性を用いて,フィードバック制御の手順を理解する

 【質疑応答】

キーワード:化粧品,GMP,パラメーター,処方,設計,QBD,セミナー,研修,講習