水素モビリティの現状と可能性
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | 株式会社 新社会システム総合研究所 |
キーワード | 環境負荷抑制技術 自動車技術 事業戦略 |
開催エリア | 全国 |
〜e-FUELの見通しやFCEVの国内外の最新話題など〜
開催日:2023年 7月 11日(火)
セミナー講師
高原 忠良(たかはら ただよし) 氏トヨタ自動車においては、バンパやインパネ、ガソリンタンクなどのプラスチック材料や成形加工の開発と量産化、さらにその評価のためのデジタル技術の構築と実務展開に従事しました。その後、韓国サムスン系の第一毛織(のちのSamsun SDI、現ロッテケミカル)では、エンジンプラスチックの自動車用途開発を担当し、日本・中国・タイの自動車メーカと協業しました。2020年からは、株式会社Tech-Tにて今後の車載プラスチック動向の調査分析と情報発信に取り組んでいます。特に近年は各種EV・FCVに試乗の上でのコメントを発信しています。プラスチック成形加工学会、自動車技術会 会員。 経歴:新日本無線(現社名:日清紡マイクロデバイス); 高融点金属・セラミックの研究。トヨタ自動車; 樹脂部品生産&材料・加工技術・CAE開発。Samsung SDI; エンジニアリングプラスチック研究所(韓国本社)。大手自動車メーカ 研究所; 次世代車要素技術開発。
セミナー受講料
1名につき 33,330円(税込)同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間42分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。 2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
セミナー趣旨
地球温暖化による気候変動が大きな課題となっており、先進国を中心に2050年の脱炭素化が推進されている状況です。自動車分野ではその対応策として、電気自動車(BEV)が普遍解であるとの前提での報道や対応が目につくところですが、一方で、真の脱炭素として疑問を呈する動きがあることも周知の状況です。EUでは2035年以降もe-FUEL限定ですがエンジン車の新車販売が継続されることも話題になりました。脱炭素が広島G7の重要テーマとの背景もあり、このところ水素エネルギーの話題が目につくところです。4月初め、政府からは、「水素基本戦略」改定案として2040年までの水素供給量を現在の6倍を目指す方針が発表されています。モビリティ分野の脱炭素としてはBEVが話題の大半であり、水素の活用に関する現状や課題に関してはほとんど情報が無いところです。本セミナーでは、モビリティの脱炭素の視点での水素活用の可能性や現状、今後の課題に関して、たとえば、FCEVの試乗結果などの体験実例も踏まえて解説します。水素エンジンの可能性も気になる点であり、それらも含めて水素モビリティと周辺に関して解説します。
受講対象・レベル
・FCEVや水素エンジン車に興味のある方、調査を進めている方 ・モビリティを脱炭素の視点で整理したい方・高圧水素タンクを始め、水素エネルギービジネスを探索している方
習得できる知識
・FCEVの普及の現状と今後の見通し ・水素燃料自動車、水素エンジン、e-FUELガソリン車の整理整頓・水素普及の課題
セミナープログラム
1.脱炭素視点でのモビリティと周辺産業 (1)脱炭素が求められる背景 (2)モビリティ素材と温室効果ガス (3)環境先進地域欧州でのプラスチック産業の取り組み (4)駆動方式とエネルギー源、水素とe-FUELの位置づけ (5)モビリティ制御による脱炭素 ハードとソフト運用2.試乗から見たICE・BEV・FCEV (1)トヨタのHEV・BEV、FCEV 試乗結果 (2)HyundaiのBEV、FCEV 試乗結果 (3)利点・欠点・課題比較3.水素とモビリティ (1)BEVとFCEV 脱炭素で比較 (2)市販FCEV乗用車 2022年販売台数 (3)FCEV日韓比較 (4)水素エンジンの可能性 (5)陸海空の水素モビリティ (6)高圧水素タンク ビジネス現状 (7)フランス発のFCEV新プラットフォーム4.水素エネルギー社会 -最新展示会 FC EXPO2023情報とともに- (1)水素の精製、調達、輸送 (2)水素関連インフラ (3)水素発電 (4)トヨタ自動車の水素エネルギービジネス戦略5.まとめ (1)水素モビリティ、水素エンジンはありか? (2)どうする、日本固有の課題※配布資料は一部のプレゼン内容を割愛する場合があります。