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V2Xの基礎およびSidelinkを用いたV2Xにおける輻輳問題・輻輳制御
開催日 |
13:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | 通信工学 自動車技術 情報技術一般 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
平井 健士 氏大阪大学 大学院情報科学研究科バイオ情報工学専攻 バイオインスパイアードネットワーキング講座 助教
セミナー受講料
お1人様受講の場合 51,700円[税込] / 1名1口でお申込の場合 66,000円[税込] / 1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
セミナー趣旨
本講演では,車両と様々なものの通信 (vehicle-to-everything: V2X),特に,今注目の sidelink を用いる自律分散的な V2X に焦点当てて,無線ネットワーク制御の研究者としての立場から,ネットワークの混雑 (輻輳) とその対応策 (輻輳制御) についてご紹介します.
輻輳とは,V2Xに参加する車両や歩行者が多数存在する市街地等で生じうる技術的問題で,通信品質 (パケットの受信率等) が悪くなる状態です.この問題への対応策を考えておかなければ,将来,みなさんの車両にV2X機器が搭載され,自動運転や衝突警告が可能になったとしても,十分な通信品質が得られず,衝突警告等が正常に作動しないということが生じてしまいかねません.講演者は,これまで,輻輳や輻輳制御について研究してきましたので,無線通信の基礎から始めて輻輳が生じる原理や輻輳を抑える輻輳制御の一端をご紹介いたします。
セミナープログラム
1. V2Xに関係する無線通信の基礎 1.1 パケットの送信 1.2 無線伝送路 1.3 パケットの受信
2. V2Xの現状 2.1 V2Xの標準規格 (1) IEEE802.11pベースのV2X (2) Cellular-V2X 2.2 V2Xを利用したアプリケーション 2.3 輻輳問題
3. 輻輳制御 3.1 Decentralized congestion control (DCC) による輻輳制御 3.2 Non-orthogonal multiple access (NOMA) による輻輳制御